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ジャニーズWEST「はんぶんこ」、MVと歌詞から見えるファンとの関係性

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 7人組男性グループ、ジャニーズWESTの14枚目シングル「証拠」が6月24日に発売された。同曲の通常盤に収録されているカップリング「はんぶんこ」は、ステイホーム期間に制作され、メンバー全員が、自身が歌うパートをリレー形式で作詞した楽曲。CD発売日には、それぞれが独自で撮影した動画をメンバーの藤井流星が繋ぎ合わせ編集した、ジャニーズWEST企画のミュージックビデオ(MV)が公開された。新型コロナウイルス禍で不安になっているファンの心を和らげ、ほっこりとさせることをコンセプトに制作されたこの楽曲は、MVからもファンへの想いが滲み出ている。そこで今回は「はんぶんこ」の歌詞とMVから見えた、ジャニーズWESTとファンとの温かい関係性を読み解いていく。 ■メンバー作MVだからこそ生まれた温かさ  「はんぶんこ」のMVでは、重岡大毅がピアノ、神山智洋がギターを演奏するシーンや、桐山照史が愛犬と戯れ、焼き芋を“はんぶんこ”するシーンなど、メンバーの素が垣間見られる映像がたくさん出てくる。中間淳太は、<きっと孤独や不安は 1人じゃ抱え切れないから/そのはんぶんは 僕が持つよ>と歌いながら、いくつかあるぬいぐるみを“はんぶん”持ち、<ほら空いたその手で/手を繋ごう>とそのうちのくまのぬいぐるみの手を取るなど、キュートさも見せている。  また、作中には、メンバーの自撮り動画だけでなく、初出しのプライベート動画も使われていた。濱田崇裕(※濱は異体字)が骨折で入院していた時に、小瀧望が食事を手伝ってあげているほっこりとする映像や、飛行機の中のプライベートなシーンも。これらの映像が観られるのも、メンバー企画のMVならではかもしれない。サビの<ずっと味方でいるよ>では、7人が笑顔でピースをする映像を乗せ、<美しい光>ではファンのペンライトを映すなど、メンバーの藤井が編集したからこそ伝わる温かさのようなものも感じられた。 ■歌詞から伝わるファンへの想い  サビの<涙は越えて行こう/笑顔は集めて行こうよ>は、ファンのみならず、聴いた人の気持ちを前向きにしてくれる。その後の<君が笑えば僕は嬉しすぎて泣きそう>では、ファンへの温かいメッセージが伝わってくるようだ。  また、小瀧作詞パートのDメロ、<幸せのカケラ 拾い集めて/誰かに分けられる人になろう>は、ジャニーズWESTの7人を象徴しているようにも感じた。新型コロナウイルス禍で不安になっているのは、きっと彼らも同じ。そんな中でも、ファンを元気付けるために行動を起こす。幸せのカケラを拾い集めるだけで終わらずに、それを誰かに分けられる人になる――。そんな、幸せの連鎖がジャニーズWESTとファンの間には存在しているのだろう。  MVでは、「ジャニーズWESTにとってファンのみんなとは?」という問いかけに対し、全員が一斉に「僕らのはんぶん」と書かれた紙を掲げた。ファンのことを自らの“はんぶん”と称する、第三者から見ても羨ましくもなるような温かい関係性だ。歌詞にも、<上手く笑えない今日の涙は僕と“はんぶんこ”><退屈な毎日にも 何処かに咲いている愛/“はんぶんこ”ずつ持ち寄ってさ/合わせ大きな愛にしよう>とあるように、悲しいことは分け合い、嬉しいことは持ち寄って倍にする。そんな、ジャニーズWESTとファンの絆こそが、アイドルとファン両方にとって、理想の関係性なのかもしれない。  「はんぶんこ」では、ファンへの温かいメッセージを届け、表題曲の「証拠」では、「手探りで今を生きているあなたへ届け!」というコンセプトを基に、現在の状況下に置ける人々の悩みや不安に寄り添っている。現在の情勢に合った応援ソングが詰まっているシングル「証拠」は、これからのジャニーズWESTの歴史において、大切な一枚となることだろう。【文=かなぴす】

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