ブラジルから沖縄へ「親戚探して会いたい」 祖父がうるま出身のイサガワさん、11月2日まで滞在
在ブラジル県系3世のマリアナ・ミドリ・イサガワさん(34)が、沖縄の親戚探しのため単身来沖している。11月2日まで滞在し情報を求めている。 【動画】「さみしくなる」沖縄ステーキファンら惜しむ声 「A1ソース」販売休止に
マリアナさんの祖父でうるま市具志川出身の伊差川実さん(故人)、祖母の初江さん(故人)夫妻は1959年にブラジル・サンパウロに移住し、実さんは第13代のブラジル沖縄県人会会長も務めた。 マリアナさんは那覇市内の滞在先で紹介された牧志のブラジルカフェ「Punga Ponga(プンガポンガ)」を訪れ、サンバミュージシャンの翁長巳酉(みどり)さんに親戚探しを相談した。詳細な情報が乏しいため翁長さんは、沖縄ブラジル協会会長でブラジル2世の新屋敷幸福さん(59)へつないだ。 新屋敷さんは「私も12歳の時に沖縄へ来たが、ポルトガル語を話せる方が少なく苦労したので助けてあげたい。親族の方々に会えることを願っている」と話す。 マリアナさんは「祖父母が亡くなって次の世代に伝えることが私の仕事だと思い、初めて沖縄に来た。おじいちゃんとおばあちゃんの親戚に会いたい」と思いを述べた。連絡先は新屋敷さん、電話070(3800)1002。 (喜納高宏通信員)
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