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県警警部補ら9人が賭けマージャン

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北日本新聞

 県警の警察官9人が2019年9月~20年3月、数回にわたって賭けマージャンをしたとして、口頭による厳重注意処分を受けていたことが15日、分かった。監察官室によると、賭け金のレートは千点50円で全員が認めているという。県警は立件を見送る方針で、理由について「法と証拠に基づいて適正に判断した」とコメントした。  監察官室によると、勤務のない日に4人ほどが富山市内のマージャン店に集まり、参加者を変えて賭けマージャンをしていた。20年5月ごろに1人が上司との面談で自主申告したことで発覚し、残りの8人も判明。事実関係を確認したところ、全員が賭けマージャンを認めたという。  9人の階級は巡査~警部補。県警は性別や年齢、所属部署などを明らかにしていない。処分は7月1、2日付で、所属長が口頭で厳重注意した。9人は引き続き各職場で勤務しているという。  県警は、逮捕や書類送検などの対応は取らず、立件を見送った。レートが高くなかったことや全員が反省している点などを踏まえたとみられる。同室は「再発防止に向け、指導・教養を徹底したい」としている。

■「1円でも賭博罪」  賭博は、賭け金やレートが一定の基準を超えると摘発されるのが実情だ。しかし、同罪を規定する刑法は、金額の多寡を問わず賭博を禁じている。  賭けマージャンを巡っては、黒川弘務前東京高検検事長が4~5月に計4回、知人の新聞記者らと賭けマージャンをしたとして賭博容疑で告発され、7月10日に不起訴となっている。  黒川前検事長のケースはレートが千点100円とされる。今回、処分を受けた県警の警察官9人のレートはその2分の1と低い。  だが、県内の男性弁護士は「賭け金が1円だとしても賭博罪の要件に当たる」と指摘。立件の見送りについては「常習性があるか、仲間内の娯楽で済んでいるかといった点などを考慮し、違法性を判断したのだろう」とみている。

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