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「一番腹が立つのは無視されること」 ロフト社長が現場時代、『盲腸部署』 を革新した「想定外の商品」とは?

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NIKKEI STYLE

《連載》私のリーダー論 ロフト 安藤公基社長(上)

生活雑貨店ロフトはバイヤーがえりすぐった商品構成や、ライフスタイルに合わせた売り場作りで人気を博してきた。生活雑貨専門店として国内2位の約1050億円の売上高があるロフトで、安藤公基氏は2016年から社長を務める。安藤氏は「ロフトは変わりゆく時代を映す場所であるべきだ」と考えている。新型コロナウイルスで小売業の意義が大きく変わる中、トップには「自然と人に頼られ、プラス思考で行動できること」が必要と説く。

■リーダーは明るい気質を持つ楽天家

――リーダーに大切な素質は何だと考えますか。 「自分がリーダーに向いているかは分かりませんが、リーダーとは自然と人に頼られるような雰囲気があり、プラス思考な人だと思います。トップやリーダーで、暗い人は少ないですよね。明るい気質を持つ楽天家の方が親しみやすいし、人に頼られます」 「これからのロフトを引っ張っていく人も、そんな楽天家が良いと思っています。優れた現場感覚があり、周りを巻き込んでいく。『計画は悲観的でも実行は楽天的に』という気持ちが大切です。なせばなる、というチャレンジャー精神の持ち主にやってもらいたいですね」 ――部下はどのように育成していますか 「立場によって変わってきました。私は若く現場のリーダーだった頃、完全に率先垂範でした。メンバーと価値観や売り場の方向性をそろえることでリーダーとして認めてもらう、という感じでした。自分の考えや商品企画を、店舗で働く人たちに分かりやすく説明する。一緒に体を動かしてしっかりと結果を出す。そういう気持ちで取り組みました。自分の役割を理解して実行することでメンバーは付いてきてくれると思います」 「館長の立場だと、とにかく店頭に出てメンバーや来店客の動きに注意して、見つけた課題は話し合って解決することを意識していました。なるべく事務所にいないようにしました。メンバー全員と定期的に面談して、『あなたを気にしている』というオーラを出すことも大切です。初代社長から『お客さんにしろ従業員にしろ、一番腹が立つことは、無視されることだ』と学びました」

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