大阪出身カナダで国際線CAになった男性「オカンを自分が働く飛行機に乗せる」夢叶え。パニック障害になったことも
愛と平和がモットー、カナダでの暮らし
バンクーバーで暮らすRyucrewさんの家族は、Ryucrewさんより3歳年上のパートナーと愛犬のゆずです。“ゆず”と命名したのは、Ryucrewさんとパートナーの好物が柚子だったから。 パートナーは日本贔屓(ひいき)で、「あまり口数が多くなく、よく気がつき、空気もめちゃくちゃ読む」という、Ryucrewさんいわく「日本人より日本人的」な白人なのだとか。 海外生活10年になるRyucrewさんですが、もちろんつらい経験だってありました。つい「白人は…」と思いそうになるのを、パートナーやパートナーの家族と接することで救われてきたのです。 違うのは育ってきた国と国籍だけ。偏見や思い込みに影響されて、本質が見えなくなるのは、とてももったいないではありませんか。
「自分が働く飛行機にオカンを乗せる」夢をかなえた
Ryucrewさんには、いくつかやりたいと思っていたことがありました。そのひとつが「自分が働く飛行機にオカンを乗せること」。ちなみにこの夢は叶ったそうです。 空には国境がなく、自由です。翼のように両手を広げて深呼吸をすれば、世界はきっと広がります。やりたいこと、叶えたい夢があったら、思いきって一歩を踏み出してみませんか。 見えない翼が折れそうになった時、本書をめくれば必ず、Ryucrewさんから勇気がもらえるはずです。 <文/森美樹> 【森美樹】 小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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