菊池雄星、移籍後最多の4失点も8勝目で日本人左腕新記録の通算40勝 菊池登板試合アストロズ全勝
◆米大リーグ アストロズ11―5ダイヤモンドバックス(7日・米テキサス州ヒューストン=ミニッツメイドパーク) 【写真】球場で親子3ショット アストロズの菊池雄星投手が7日(日本時間8日)、本拠のダイヤモンドバックス戦に先発し、6回までに移籍後ともに最多となる7安打4失点も打線の爆発で8勝目を挙げた。6奪三振、無四球で99球を投げ、防御率は4・31。 これでメジャー通算40勝となり、日本人左腕では石井一久を抜いて単独トップとなった。 序盤は7番ニューマンに痛打を浴びた。2回無死一、三塁で152キロの外角直球を右前に運ばれ、4回には内角に投げこんだ153キロの直球を左翼席に叩き込まれた。 しかし、菊池登板試合は過去6戦全勝のアストロズ。4回にマコーミックの2点打で追いつき、絶好調アルバレスの適時打に押し出し四球で4点を挙げ試合をひっくり返した。 菊池は直後の5回1死一、二塁で3番グリチェクを三ゴロ、4番ウォーカーを遊飛でピンチを脱し、6回にスアレスに左中間にソロ本塁打を浴びたが、リードを守って2番手ファーガソンにバトンを渡した。 チームは6回にも5点を加えて、菊池登板7試合目も白星に導いた。
報知新聞社