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「母親なら」ポテトサラダぐらい手作りすべき? 求められる“美しき自己犠牲”への違和感

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All About

◆自粛期間中の母親たちの悲鳴

新型コロナウイルスの感染拡大防止のための外出自粛や休校、テレワークの増加など、私たちは「生活の変化」を余儀なくされました。そんな中、多く聞こえてきたのが子育て中のお母さんの悲鳴です。 「子どもの面倒を見ながら仕事なんてできない!」と、ワーキングマザーたちは頭を抱えました。きょうだい喧嘩をなだめながらの在宅ワーク。オンラインの会議中に乱入してくる子ども。集中力は途切れ途切れ。 専業主婦のママたちも同じです。子どもが学校や保育園、幼稚園に行っている間にこなしていた家事が思うように回らなくなり、それでもこれまでと同じクオリティを求められ、疲弊していったママたちが少なくありません。 3度の食事の支度。子どもの勉強も見てあげなければならないし、長引く休校と外出自粛による子どもたちのメンタルの状態も気になる……。「私はスーパーウーマンじゃない!」と叫び出したくなる気持ちを抱えながら、ママたちは自粛期間を過ごしたのです。

◆コロナで2極化した夫婦関係

在宅勤務やテレワークで1日中家にいることになった夫たちは、普段自分が仕事に行っている間、妻がどのようにウイークデーの家事や育児を切り盛りしているのかを目の当たりにする機会を得ました。 脱ぎっぱなしのシャツが、翌日にはキレイにアイロンをかけられてクローゼットに入っているのを当然のことのように思っていたけれど、そこには手間と時間がかけられている。自分が帰宅した時にはパジャマで絵本を読んでもらっている子どもたちが、どのように食事と風呂を終えているのか。そういった家族の日常をつぶさに見るようになりました。 コロナ禍で、夫婦関係は2極化したといわれますが、それは、お互いの普段の働きに感謝し、思いやれたかどうかの違いだったように思います。 妻の負担の多さに気づき、家事を一緒にするようになった夫たちは、料理や掃除の腕を上げ、妻や子どもとの関係も良好になっていきました。自粛期間中のDVの増加が問題になりましたが、それは、妻を自分のストレス発散のはけ口にしていいと思っていた人たちの身勝手な行動がエスカレートしたのです。

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