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「爆弾騒ぎが起こる」爆破予告は“手書きとみられる文書”…不可解な犯行 地域で信頼された市議の素顔

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東海テレビ

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 岐阜県関市の市議会議員の男が、市役所の事務所に爆破予告文を送り付けたとして逮捕された事件では、文書に「新型コロナウイルスについて、市の対応に不満を持っている」という趣旨の記載があったことが新たにわかりました。 男の周辺を取材すると地域で信頼されている議員としての姿とは違う、別の顔が見えてきました。 (文書に書かれた内容) 「関市役所の本庁舎などに爆発物を仕掛けた」  5月7日、関市役所・上之保事務所に送られた爆破予告の文書。市民らを不安に陥れたこの文書を送ったとして逮捕されたのは、あろうことか地元の市議会議員でした。  30日朝送検された、関市議会議員の太田博勝容疑者(67)。5月7日、関市役所上之保事務所に爆破を予告する文書を郵送した威力業務妨害の疑いで29日、逮捕されました。 「手書き」で綴られていたという爆破予告文。30日、新たに文書に書かれていた詳細が関係者への取材で、明らかになりました。 (文書に書かれた内容) 「新型コロナウイルスで市民が困っている。職員の対応が悪い。爆弾騒ぎが起こる」 「新型コロナウイルス」を巡る不満が綴られていたという爆破予告文。市民を代表し、議会で新型コロナウイルスへの対応を議論するはずの、市議会議員とは思えない行動です。  40年以上にわたり、太田容疑者と付き合いがある尾藤義昭岐阜県議は…。 尾藤岐阜県議: 「こういうことを彼は批判する方。もし他人がやったとしたら、なんて馬鹿なやつだと怒るほうの人ですからね」 Q.コロナを巡る不満を話していた? 「そんなこと言っていなかった。なので余計理解できない。(議員なので)もっときちっと伝える場所が、いくらでもあるわけですから」 さらに尾藤県議は、文書が手書きだったことに驚いたといいます。 尾藤県議: 「個性のある字でした。直筆でそういう文書を出すという神経が、正常では考えられない」  これは太田容疑者が書いた別の書類。門構えが曲がっていたり、全体的に直線がくっきりと書かれていて、特徴的な文字であることがわかります。 筆跡を調べたら自らの関与が疑われると気づきそうなものですが、爆破予告文は、太田容疑者自身の手書きだったとみられています。  無所属で5期目のベテラン議員だった太田容疑者。近所の人は…。 近所の人: 「気さくやし、真面目だよ」 別の近所の人: 「信じられんな。そんなことする人には見えない」  さらに、選挙の際に太田容疑者の運転手を勤めていたという男性は…。 選挙で運転手を務めた男性: 「そんなことする人には見えなかった。みんなで一生懸命応援していたけど、残念やね。裏切られたような感じ」  支援者も多く、地域で信頼されていたという太田容疑者ですが、一方で…。 尾藤県議: 「お酒はとても好きなほうでした。(酒を飲むと)気が大きくなりますけど、最近は酒は飲んでいないと自分の話でしたけど…」  別の市議によると、酒の匂いを漂わせて、議会に出席していたこともあったという太田容疑者。酒に酔った勢いでの犯行だったのでしょうか。  警察は、太田容疑者の認否を明らかにしていませんが、5月1日には関市役所の本庁舎にも、同様の爆破予告文が届いていて関連を調べています。

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