茨城県立医療大学の20周事業の口座から193万円を不正引き出し 63歳の県職員を懲戒免職
茨城県庁の副参事の63歳の男性職員が県立医療大学の在籍時に、およそ193万円を不正に引き出し私的に使用したとして懲戒免職処分になりました。 保健医療部 砂押道大理事兼次長兼医療局長 「県民の皆さまの職員に対する信頼を著しく損ねたこと、深くお詫び申し上げます」 茨城県土木部都市局住宅課の副参事の男性職員(63)は茨城県立医療大学の任意団体の預金口座から2020年6月から2022年2月までの間、およそ193万円を不正に引き出しました。 男性職員は当時、預金口座を管理する大学の事務局次長などを務めていました。 この口座は2015年度の県立医療大学20周年記念事業のためのもので、残金は大学に寄贈する本の購入などに充てる予定でした。 男性は引き出した現金を住宅ローンの返済などに使っていて、県は9日付けで男性を懲戒免職としました。 男性は「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした」と話しているということです。 県は、刑事告訴する方向で警察に相談しているということです。
テレビ朝日報道局