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今年初実戦で157キロも「出来悪い」? ソフトバンク千賀ベール脱いだ新投法

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西日本スポーツ

 ◆ファーム練習試合 オリックス5-5ソフトバンク(7日、オセアンバファローズスタジアム舞洲) 【写真】千賀お化けフォークの要因 これだけ開く人さし指と中指の間  右前腕部の違和感などで出遅れている福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(27)が7日、2軍練習試合のオリックス戦(オセアンバファローズスタジアム舞洲)で今年初めて実戦登板した。先発として30球を投じ1回1/3、被安打1の3与四死球で1失点。昨秋の日本シリーズ以来のマウンドに立ったエースは球場計測で最速157キロをマークした。「完全体」での1軍復帰を宣言し、その第一歩を踏み出した。

■150キロ台を連発

 エースの姿は1軍の甲子園ではなく快晴の舞洲にあった。先発登板した千賀がフォームを確かめるように一球一球丁寧に腕を振る。球場の電光掲示板に示された最速は初回の157キロ。ただ登板後の右腕は首を振った。「球場のスピードガンですから。自分の感覚では150キロぐらい。チームの計測は151キロぐらいで自分の感覚と合っていた。そんなもんです」。格の違いを見せつけた復帰への確かな第一歩ながら、満足などしていなかった。  立ち上がりは西浦と西村への連続四球などで1死二、三塁のピンチ。それでも松井佑を156キロで一邪飛、宗は151キロで遊ゴロと、いずれも真っすぐで仕留めた。2回は先頭白崎に死球を与え、山足には右前打。ただ相手が犠打を試みた投前への打球は、素早く処理し三塁で封殺した。ここで球数が30球に達し走者を残したまま交代。その後に味方のミスで1点を失った。  昨年10月19日の巨人との日本シリーズ初戦以来、232日ぶりの実戦だったが、投げたことへの感慨は一切ない。「しょうもない投球で(1軍に)帰っても邪魔ですし、しっかりいい球を投げられる準備をして。それが一番大事。焦って戻ってすぐいなくなることなく、最後までいられるように。常に思っています」。ただ復帰することが目的ではない。責任感の強い男は「完全体」での復帰を見据えている。

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