プロント「タコさんウインナー」がじわり人気のワケ 総勢10キロ超!1600匹ものタコさんに“討伐隊”も
人気外食チェーン店の凄さを「いぶし銀メニュー」から見る連載。今回は飲食チェーン・プロントが夕方になると営業を開始する「キッサカバ」のメニューを取り上げます。 プロントコーポレーションが運営する、飲食チェーンの「PRONTO(プロント)」。もともと「カフェ&バー」として、昼間はドリンクやモーニング、ランチメニューを中心に、夕方以降はバーとしても使える業態で人気を拡大してきました。 【画像15枚】過去には1600匹を討伐した猛者集団も! 圧巻のタコさんウインナーの光景 そんなプロントがここ数年注力しているのが「キッサカバ」です。従来と同様に昼間はカフェとして営業しながら、夕方以降にはいわゆる「ネオ酒場」のような、レトロな雰囲気漂う店内に空気が一変します。
メニューも特徴的で、懐かしさを感じる「タコさんウインナー」や「かなり固めのクラシックプリン」、さらには「海苔巻きサーモンとろたく」に「おやじのシウマイ」など、従来のバー営業では見られなかったような面白いラインナップです。 中でもタコさんウインナーは10匹・20匹、さらには500匹(要予約)での注文も可能なことが話題に。その見た目から宇宙人に見立てて楽しむ人や、メンバーを募って500匹を“討伐”するイベントを開催する人など、さまざまな形でファンを生み出しています。
おしゃれなイメージの強いプロントながら、レトロなメニューが人気を博しているのは面白いところ。実際に店舗を訪問し、“討伐”してみましょう。 ■ピンクのムーディな照明がお出迎え せっかくなので、カフェからキッサカバにトランスフォームする瞬間をおさえようと、新宿の店舗へ。午後5時前に着くと、店内はカフェメニューを楽しみながら談笑したり、仕事したりする人々が。レジカウンターの奥には所狭しとお酒の瓶が並び、期待が膨らみます。
【画像15枚】過去には1600匹を討伐した猛者集団も! 圧巻のタコさんウインナーの光景 アイスコーヒーを飲み、パソコンで仕事をしながら過ごすこと数十分。カフェからキッサカバへと切り替わる時間になったのですが、ここでうっすらと違和感。店員さんが外の看板を、昼間のカフェ用のものから切り替えたものの、キッサカバになる雰囲気はありません。 よく調べると、実は徐々に対象店舗が増えているとはいえ、キッサカバとして営業する店舗はまだ一部のみ。その他は、従来通りカフェ&バーとしての営業のようです。