「宇都宮競輪場のバンクの特徴は?」 四国の競輪選手が地元の記者を逆取材! /ワンダーランドカップ
宇都宮競輪場で開催される「開設73周年記念宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦(G3)」が19日に初日を行う。1Rに挑む上野雅彦に話を聞いた。 四国期待の若手大砲候補は1R1番車の期待枠にセットされた。 「期待枠? 初めてですね頑張らないと! 記念は4回目で9車立てにも段々と慣れてきました」 と、責任に応える気は満々だ。ただ、不安なのは500バンクの経験が少ないこと。西日本地区には高知しかなく、なかなか走る機会もない。しかも高知はいわゆる「おわん型」と呼ばれるもので、400走路に近い感覚がある。だから、上野は「ここはどんな感じのバンクなんですか?」と記者らに逆取材した。 すると、地元の専門紙で40数年以上取材を重ねてきた当地の生き字引的存在のベテラン記者が、懇切丁寧に上野にバンク特性を伝授した。上野は「わ、わかりました」と何となく得心していたが、はたしてアドバイスは生きたかどうか…。上野の立ち回りには注目したい。(netkeirin特派員)