【MLB】ホワイトソックスが外野手補強 カブスからノンテンダーFAのマイク・トークマンと契約合意 米報道
今オフ、すでにオースティン・スレイターを獲得しているホワイトソックスだが、さらなる外野手補強に動いた。米公式サイト「MLB.com」でホワイトソックスを担当するスコット・マーキン記者によると、ホワイトソックスはカブスからノンテンダーFAとなっていたマイク・トークマンと契約合意(現時点で詳細は不明)。ホワイトソックスは準レギュラー級の外野手を多く抱えており、今後はトレード市場で多くの関心を集めているルイス・ロバートJr.の放出への動きが加速していくかもしれない。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ 今月34歳になったばかりのトークマンは、今季カブスで自己最多の109試合に出場。打率.248、7本塁打、29打点、6盗塁、OPS.723と平凡な成績に終わったが、優れた選球眼は健在で、出塁率.357をマークした。日本時間6月6日のホワイトソックス戦では「1番・DH」でスタメン出場し、6対6の同点で迎えた9回裏にマイケル・コペックからサヨナラ弾。メジャー通算では474試合に出場し、外野3ポジションでそれぞれ100試合以上に出場している。 カブスがトークマンを手放したのは、外野が人員余剰気味になっているからだ。有望株ピート・クロウ=アームストロングがメジャー定着を果たしたことにより、今年8月後半から鈴木誠也がDHに回ることに。イアン・ハップ、クロウ=アームストロング、コディ・ベリンジャー、鈴木のほかにも若手のアレクサンダー・カナリオやケビン・アルカンタラ、有望株のオーウェン・ケイシーもいる。ベリンジャーにはトレードの噂も出ているが、少なくともカブスにはトークマンの居場所はなかった。 ホワイトソックスはアンドリュー・ベニンテンディ、オスカー・コラス、ザック・デローチ、ドミニク・フレッチャー、コリー・ジョークス、スレイター、ロバートJr.とロースターの40人枠内にすでに7人の外野手を抱えており、トークマンで8人目ということに。現状では左翼ベニンテンディと中堅ロバートJr.がレギュラー当確で、右翼はトークマン(左打者)とスレイター(右打者)の併用になりそうだが、今後ロバートJr.がトレードで放出される可能性もありそうだ。