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ソフトバンク今宮 300犠打翌日の一撃に込めたメッセージと「モヤモヤ、いら立ち」

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西日本スポーツ

 ◆日本ハム3-8ソフトバンク(4日、札幌ドーム)  節目の大記録から一夜明けた今宮が、試合開始早々に「打てる遊撃手」であることを結果で証明した。初回1死の第1打席。日本ハムの左腕加藤が2ボール1ストライクから投じた外角の真っすぐを思い切り引っ張った。打った瞬間にスタンドインを確信させる当たりは、左翼ポール際に飛び込んだ。 【写真特集】「福岡で一番かわいい女の子」も ノーバンに挑戦!美女たちの始球式  「(加藤は)真っすぐ自体はある程度いいという情報だった。しっかり芯で捉えて、一発で仕留められてよかった」。納得の一振りから放たれた2号ソロは先制アーチに。これで打線に火がつきバレンティンと長谷川の適時打などを含む計4連打が出て、初回だけで3点を奪った。  今宮は5点リードの6回2死一、三塁でも快音を奏でた。今度は右腕村田の外寄りツーシームを巧みに逆方向へ。右前適時打となり、ダメ押しの6点目とした。「特に2本目がうれしかった。最近はチャンスで打てていなかったのでよかった」と笑った。  前日3日の日本ハム戦では史上7人目となる通算300犠打を達成した。ただ手放しで喜ぶことはない。この試合後にも口にしたのは、犠打を命じられることのない打力へのこだわりだった。そのため強化に励んできた男が、改めて成長を示した形でもある。2連勝の原動力ともなって「こうやって打つことができてよかった」とうなずいた。  背中の張りなどを抱えているため、今季はベンチスタートとなることも多い。「モヤモヤはする。自分へのいら立ちがあるし、チームにも申し訳ない」と心境を吐露した。その上で「全て出たい気持ちがある。そのために今は我慢が続いているけど。だからこそ出た時には結果を」と言葉を続けた。着実に強打の遊撃手への階段を上っている今宮のコンディションが万全となれば、チームにとってこれほど心強いことはない。  工藤監督も「あの本塁打は大きかった」とたたえた。流れを運んだ今宮のアーチから勢いに乗った打線は9試合ぶりで今季2度目の2桁安打。気づけば借金も残り「1」。上り調子の工藤ホークスは北の大地で完済する決意だ。 (山田孝人)

西日本スポーツ

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