いまの軽自動車よりも2.5cm長いだけ! では、ブリスターフェンダー付きの車幅はいくつ?|1984年式 ホンダ シティターボⅡ Vol.1
1984年式 ホンダ シティターボⅡ Vol.1 撮影場所にシティが現れると、取材班の口から同じ言葉が出た。「小さい! 可愛いね」。それもそのはず、ギュッと詰まった全長は、現代の軽自動車よりも25mm長いだけ。加えて、丸いヘッドライトと背の高いスタイルが、可愛らしさを増幅している。目の前に現れた瞬間に、ブルドッグ(ターボⅡの愛称)は取材班のアイドルになった。 デジタルメーターやハイバックのシートなど、84年式 ホンダ シティターボⅡの詳細【写真5枚】 しかし、小さな3ドアボディには、可愛らしさとは不釣り合いなパフォーマンスを秘めている。ターボⅡは、当時の1.2Lクラスで初めて空冷式インタークーラーを装備することで、先にリリースされていたターボの100psを上回る110psというハイパワーを誇った。このインタークーラーは軽量かつ熱伝導率の高いアルミ製を採用。これにより、温度が上昇した吸入空気を効果的に冷却し空気密度を高めることができるため、当時の世界最高レベルの過給圧0・85kgf/㎠を達成することに成功した。 1984年式シティターボⅡ(AA)主要諸元 全長(mm) 3420 全幅(mm) 1625 全高(mm) 1470 ホイールベース(mm) 2220 トレッド前/後(mm) 1400/1390 車両重量(kg) 745(サンルーフ装着) エンジン型式 ER エンジン種類 水冷直列4気筒SOHCターボ 総排気量(cc) 1231 ボア×;ストローク(mm) 66.0×;90.0 圧縮比 7.6:1 最高出力(ps/rpm) 110/5500 最大トルク(kg-m/rpm) 16.3/3000 変速比 1速2.916/2速1.764/3速1.181/ 4速0.846/5速0.655/後退2.916 最終減速比 4.066 ステアリング方式 ラック&ピニオン サスペンション 前ストラット式 後ストラット式 ブレーキ 前ベンチレーテッドディスク 後リーディングトレーリング タイヤ 185/60R13(前後とも) 発売当時価格 123万円 1984年式 ホンダ シティターボⅡ Vol.2へ続く
Nosweb 編集部