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秋田初の新型コロナ関連倒産 鹿角パークホテルが破産申請へ

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帝国データバンク

 (株)鹿角パークホテル(TDB企業コード: 150205573、資本金3000万円、秋田県鹿角市花輪字堰向30-1、代表藤田郁夫氏ほか1名、従業員36名)は、5月1日に事業を停止し、事後処理を虻川高範弁護士(秋田県秋田市山王6-8-41、秋田中央法律事務所、電話018-865-0388)ほか1名に一任、自己破産申請の準備に入った。  当社は、1980年(昭和55年)3月に設立。鹿角市花輪地区では宴会場を備えたシティホテルとして最大級の規模を誇り、宿泊のほか、各種会合、披露宴など幅広い需要に対応し、地元住民に親しまれ、ピーク時の95年12月期には年売上高約7億円を計上していた。  しかし、その後は地区の人口減少や同業ホテルとの競合などで売り上げは長期減少傾向が続き、2019年12月期の年売上高は約2億円まで減少していた。業績の悪化からスポンサー企業を探すなどして事業存続を模索していたものの、今年に入り新型コロナウイルスの感染拡大の影響で宴会や宿泊のキャンセルが相次ぎ、今年4月の売り上げが前年同月の20%にとどまるなど売り上げ回復の見込みが立たず、資金繰りも限界に達して今回の事態となった。  負債は債権者90名に対し約5億円。  なお、新規予約を中止していたため、5月1日現在宿泊客はゼロで、今後の宿泊、宴会の予約分については利用者にキャンセルする旨を伝えている。また、秋田県内における新型コロナウイルス関連倒産は、今回が初めて。