鶴岡市でも投票所の入場券印刷漏れ 13世帯39人に届かず 10月の衆院選
山形放送
10月に行われた衆院議員選挙で、投票所の入場券が鶴岡市の13世帯39人に届いていなかったことが29日、分かりました。市は印刷漏れに気付かなかったことが原因としています。 鶴岡市選挙管理委員会「今回、入場券が届かなかった市民の皆様にはご迷惑をおかけし心からお詫びを申し上げる」 鶴岡市選挙管理委員会によりますと10月27日の衆議院議員選挙で投票所の入場券が櫛引地域の松根地区13世帯39人に届いていませんでした。 選挙期間中に地区の住民から問い合わせが10件ほどあり、選挙終了後の11月1日から原因を調査したところ、判明したということです。 市は選挙期間中の問い合わせに対して、投票所で本人確認ができれば投票できることを伝えた上で地区の防災無線でも周知しました。 原因は入場券の印刷漏れでした。入場券は、投票区ごとに分けて連続した番号がつくように印刷しています。しかし、枚数を確認する際、全ての入場券を数えることはせず、それぞれの投票区の最後の番号を確認して、枚数を積み上げたため印刷漏れに気付くことができませんでした。 また、通常、複数人で入場券の確認作業を行いますが、今回は作業期間が短く1人で実施したということです。 市選挙委員会は再発防止策として選挙区ごとの番号が途切れていないか確認した上で、2人で2回以上、全ての入場券を数えることを徹底する方針です。