【現代を生きるロシア皇帝の末裔4人】幽閉された館で暗殺されたニコライ二世一家… ロマノフ王朝の血筋の現在に迫る
1918年7月、ロマノフ朝最後の皇帝ニコライ二世、妻のアレクサンドラ・フョードロヴナ、そして5人の子どもたち(オルガ、タチアナ、マリヤ、アナスタシア、アレクセイ)が、4人の側近とともにエカテリンブルクのイパチェフ館で殺害されました。末娘アナスタシアの生存説がささやかれるなど、ロマノフ家は人々の興味を引きつけてやみません。 しかし有名無名問わず、ロマノフ家と血縁関係を持つ人々がいまも数多く存在しています。意外に知られていないであろう、現代を生きるロシア皇帝のDNAを継ぐ子孫たちをご紹介しましょう。 【写真16枚】ロマノフ家、ニコライ2世の希少な写真◀
①マリヤ・ウラジーミロヴナ・ロマノヴァ大公女
1953年に生まれたマリヤ大公女は、ロシア帝室の家長を主張するウラジーミル・キリロヴィチ大公の一人娘であり、ロマノフ家の直系子孫です。
②ゲオルギー・ミハイロヴィチ・ロマノフ大公
1981年に生まれたゲオルギー大公は、マリヤ・ウラジーミロヴナ大公女の一人息子であり、ロマノフ家の直系子孫です。母の死後にはロシア帝室家長を継承する予定となっています。
③オリガ・アンドレーヴナ・ロマノフ(オリガ・アンドレーエヴナ・ロマノヴァ)
1926年に生まれたロシア大公アンドレイ・アレクサンドロヴィチの娘であり、ロマノフ家の一員です。彼女はロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世の甥の娘にあたります。彼女は、自身のロマノフ王朝との関係についての暴露本を出版しています。