たん吸引が必要な女児が死亡 放置し死なせた疑いで母親を逮捕 普段は1人で介護 調べに「言いたくない」
去年1月、兵庫県姫路市の集合住宅で当時8歳の女の子を置き去りにし死亡しさせた保護責任者遺棄致死の疑いで32歳で会社員の母親が逮捕されました。 保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されたのは、姫路市に住む会社員の嶋田未左希容疑者(32)です。 警察によると嶋田容疑者の娘・愛美優ちゃん(当時8歳)は呼吸障害があり、気道を確保するため定期的なたんの吸引が必要でしたが、嶋田容疑者は去年1月27日から翌朝にかけ愛未優ちゃんを放置し窒息死させた疑いが持たれています。 愛美優ちゃんは寝たきりで呼吸障害があり、気道を確保するため、定期的なたんの吸引が必要でしたが、嶋田容疑者は去年1月27日午後から翌朝にかけ、愛美優ちゃん自宅に残して一時外出し、愛未優ちゃんはたんがのどに詰まるなどして窒息死したとみられています。 この家庭はいわゆる”ひとり親家庭”で、普段は嶋田容疑者が1人で愛美優ちゃんの介護をしていました。 愛美優ちゃんにきょうだいがいますが、事件の当日は親族に預けられており、自宅には母子2人きりだったということです。 嶋田容疑者は28日の朝に自ら「子どもが息をしていない」と119番通報し、「家にいた」「必要以外の外出はしていない」などと話していました。 事件発生から2年近くたち、警察の捜査の結果、逮捕に至りました。 嶋田容疑者は調べに対し、容疑について「言いたくありません」と話していて、外出先やこのような置き去りが常態化していたかどうかは分かっていません。 警察は詳しい状況を調べています。
関西テレビ