ダイエット中でもパンが食べたい!太りにくいパンとの付き合い方4つ
袋から出してそのまま食べることができるパンはいそがしい朝の救世主。また、簡単に食べられるだけでなく、単純においしいからという理由でパンが好きな人も多いでしょう。 【画像】ダイエット中でもパンが食べたい!太りにくいパンとの付き合い方4つ ですが、ダイエット中の人がパンを食べるときにはいくつか気をつけたいポイントがあるのです。そう言うのは、ヨガインストラクターでビューティーフードアドバイザーの高木沙織さん。 今回は、「太りにくいパンとの付き合い方」についてお話を聞いてきました。
そもそもパンって太るの?
「ダイエット中のパンには要注意」、このような言葉を目や耳にしたことがあるのではないでしょうか。 パンにもいろいろと種類があるのですべてを避けろとは言いません。ですが、頭においておきたいのは、精製された小麦でつくられるパンは食後の血糖値が上がりやすいということです。血糖値が急激に上がるとそれを下げるためのインスリンが必要以上に分泌されて、糖分を脂肪として蓄積させてしまいます。 パンは糖質が主体の食べ物なのでダイエット中の食べ方にはちょっと気をつけたい、くらいに思っておくとよいでしょう。 それに加えて…… ・生地に砂糖や牛乳が使われている ・柔らかくて咀嚼回数が少なくても食べられる ・チョコレートやクリーム、あんこ、マヨネーズ、チーズなどにより、ハイカロリーなパンもある といったところもあるのがパンなのです。 「それでもパンが食べたい!」、という人は次の食べ方を参考にしてみてください。
太りにくいパンとの付き合い方1:朝は腹持ちのよいパンを
パンの出番は朝食に多いのでは。朝、パンを食べるのであれば“腹持ちのよさ”を意識してみてはいかがでしょうか。 小麦粉からつくられる一般的な白くてフワフワとしたパンは米と比べて消化が早く、空腹を感じやすいでしょう。そのため、間食をしてしまったり、昼食に過食をしてしまったりするリスクが高まるからです。 では、腹持ちのよいパンとは? 精製度の低いライ麦パンや全粒粉パンは、精製度の高い白いパンよりも腹持ちがよいと言われています。さらには、その硬さから噛む回数が増え、咀嚼による満腹感も得やすくなるでしょう。ビタミンB1・食物繊維も摂れて、糖質の代謝や血糖値の上昇を緩やかにする効果にも期待できるこれらのパンは、ダイエット中の朝食としても安心して食べられるのではないでしょうか。