【CBC賞・耳より】晩成スプリンターのバースクライが巻き返しへ 「中京千二は魅力」
[GⅢCBC賞=2024年8月18日(日曜)3歳上、中京競馬場・芝1200メートル] ハーツクライ産駒では珍しいスプリンター、バースクライ(牝4・千田)が虎視眈々と重賞初Vを狙っている。 昨年9月の1勝クラスで初めて芝1200メートルに距離を短縮してから、3連勝でオープン入り。市丸助手は「血統や体形というよりも、馬の行きっぷりが(いいから)いずれは短距離になるんだろうな…という感じだった」と振り返る。今年の3戦は9、3、10着だが、前走のGⅢ北九州記念は開幕週の馬場でフルゲートの大外枠という厳しい条件。10着という結果にも、同助手は「ある程度行かざるを得ず脚を使ったから、さすがにしんどかった」と悲観していない。 前々走のGⅢオーシャンSで3着と好走しているように、重賞でも通用する能力を持っていることは明白。「中京の千二は魅力がある。前に行かない馬だから、直線が長くていい」(同助手)とコース替わりでの好走に期待を寄せた。
東スポ競馬編集部