【プレミア12】台湾4番は日本語読み話題「キチリキキチロウ」こと「ギリギラウ」アナウンス変更に大歓声
◇WBSCプレミア12 1次ラウンドB組第4戦 台湾11ー3オーストラリア(2024年11月17日 台北D) 【画像あり】台湾チアにまぎれて台湾の大物が応援していた!? 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」は23日、スーパーラウンド2試合が東京ドームで行われ、台湾は野球日本代表「侍ジャパン」と対戦する。両チームともに試合前時点で24日の決勝進出を決めており、スーパーラウンド1位突破をかけての対戦となる。 台湾代表メンバーの一人で、先住民族パイワン族の吉力吉撈鞏冠(ギリギラウ・コンクアン)が、日本のテレビ中継で「キチリキキチロウキョウカン」と紹介され、日本語読みが話題を呼んでいたことに対し、台湾の先住民族団体が21日までに日本のメディアに対し「原住民族の選手とその命名文化」を尊重するためパイワン語の発音に近い形の「ギリギラウ」と表記するように求めていたことに注目が集まった。 台湾プロ野球の味全で22年、23年と2年連続で本塁打王のタイトルを獲得した同選手は、この試合「4番・DH」でスタメンに名を連ねた。試合前の場内アナウンスで「ギリギラウ・コンクア~ン!」と選手紹介されると東京ドームに大歓声が巻き起こった。前回の対戦では「キチリキキチロウ・キョウカン」と表記していたテレビ中継画面も、この日のTBSの中継画面では「ギリギラウ・コンクアン」と表記が変更された。 台湾紙、自由時報(電子版)によると本人も漢字の音読みは、誤った呼び方だとの認識を示していた。