谷本拓海(兵庫中学)の用具紹介|俺の卓球ギア#86
卓球人のこだわりグッズを紹介する「俺の卓球ギア」。 第86回となる今回は、中学1年生ながら全日本選手権シングルス一般の部兵庫県予選を通過した“怪童”谷本拓海(兵庫中学)の卓球ギアを紹介する。
谷本拓海の卓球ギア
戦型 左シェーク裏裏 ラケット ティモボルALC(ST・バタフライ) ラバー フォア:ディグニクス05(特厚・バタフライ) バック:テナジー05(特厚・バタフライ) こだわりのもの AirPods ※ギアは2020年10月時点のもの
小6で数々の実績
5歳から4つ上の兄とともに卓球を始めた谷本は、平日は家族で1、2時間程度の練習、小2秋から小6まで週末は兵庫県のクラブチーム・卓栄Kid'sで腕を磨いた。 2019年、小学6年生のとき、近畿選手権ホープスの部優勝、大阪国際招待卓球選手権ホープスの部3位、東アジアホープス日本代表、全日本選手権ホープスの部3位と同年代でもトップクラスの成績を残した。 特に全日本ホープス準々決勝は本人の中で一番印象に残っている試合になっている。 「渡辺(凉吾)君とは何度か対戦した事があり、いつも接戦だったので先にリードしたかった。しかし、0-2とリードされてしまい戦術を『いけるボールは先に回転をかけて攻めよう』に変えて、フルゲームデュースで何とか勝つ事ができたのがすごく嬉しかったです」。
用具のこだわり
そんな谷本の使用用具は、ティモボルALC(ST)、フォア・ディグニクス05(特厚)、バック・テナジー05(特厚)だ。 「フォアは、東アジアホープス国内予選の3日前に地元スポーツ店主催の大会でディグニクスを手に入れ、試しに貼ったら(東アジアホープスの)予選を通過したのでそこから使用しています。球持ちが良くボールが自分のイメージ通り飛んでくれるので気に入っています。バックはテナジーの打球感が好きです」と用具選択の経緯を説明した。 また、愛用品はAirPodsだ。「試合前に音楽を聴いてテンションを上げています」と谷本は音楽で心を昂らせて試合に臨む。