有村藍里「“整形を隠す”ことは初めから考えていなかった――手術から約5ヵ月後、テレビ番組で公表することに」
高校時代から芸能活動をはじめ、改名や美容整形などさまざまな困難や試練を乗り越え、今では人気タレントとして活躍する有村藍里さん。本連載では、誰よりもひたむきに自己研究をし、“可愛くなる”努力をしつづける彼女の「本音」に迫っていきます。 有村藍里「自分をもっと好きになるための“一歩”」へ 今回は、整形したことをテレビで発表したことについて。番組での公表は偶然決まったとのことですが、いずれはどこかで話すと決めていたそう。放送するまでどんな思いを抱いていたのか、当時の心境についてお伺いしました。
「整形を隠す」ことは考えていなかった
こんにちは、有村藍里です。 これまでもお話させていただきましたが、私にとっては整形をすること自体への不安よりも、このままずっと変わらず、コンプレックスを抱えて生きていくことのほうが辛くなってしまっていました。思えばこれまで行ってきたことも、「自分を変えたい」一心で決意してきたものばかりです。内向的な自分を変えるために芸能の道へ進んだこと、東京への進出、本名で活動すること、そして美容整形……。 その美容整形について、公表させていただいたのはフジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』でのことでした。「整形を公表する」ということに驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。 ただ私は、「整形は自分のためで、前に進むためにしたこと。だから別に隠しておくことでもないかな」と思っていました。
手術から約5ヵ月後――『ザ・ノンフィクション』で公表することに
『ザ・ノンフィクション』に出演させていただくことになった経緯は、本当に偶然の出来事でした。私の手術を担当していただいた先生を番組スタッフの方が取材されていて、そのタイミングで私がカウンセリングに訪れたのがきっかけでした。 番組が放送されたのは、2019年の3月。私が輪郭矯正手術をしたのが2018年10月なので、約5ヵ月後の放送です。それまでは、お仕事の現場ではもちろん、ブログやSNSなどでも整形について一切触れていませんでした。もしかしたら私を応援してくださっていたファンの方々の中には、「あれ、最近なんか雰囲気変わったかな?」と、感じてらっしゃった方もいらっしゃったかもしれません。 放送が近づくにつれて、「周りの方たちやファンの人たちはどう思うんだろう」など不安に思う一方で、コンプレックスが少しずつ解消されていることも実感していました。