<志田未来>“演技派”イメージも実は「小心者のビビり」 “母”への憧れと思いも
女優の上野樹里さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「監察医 朝顔」第2シーズン(月曜午後9時)で、法医学者の安岡光子を好演している女優の志田未来さん。志田さんは7歳でデビューし、今年でキャリア21年目を迎える。幼いころから“演技派”として注目され、今もなお、第一線で活躍し続ける志田さんの素顔、女優としての“現在地”とは……。 【写真特集】志田未来もすっかり大人… キュートな笑顔をもっと!
◇「女王の教室」で作品作りの「大変さと達成感」を実感
志田さんは、1993年5月10日生まれの27歳。2000年にTBS系の昼帯ドラマ「永遠の1/2」で女優デビューを果たし、その後、さまざまな映像作品に出演。「日本アカデミー賞」新人賞や、「エランドール賞」など数々の賞を受賞してきた。
キャリアの中で一番印象的だった作品として、連続ドラマ初レギュラー出演を果たした2005年放送の連続ドラマ「女王の教室」(日本テレビ系)を挙げる志田さん。当時、小学生だった志田さんだが「みんなで一つの作品を作り上げる大変さと達成感を小学生ながらに実感しました」と語り、「ドライ(リハーサル)、立ち位置、タイミングなど撮影で使う用語をたくさん覚えました(笑い)」と専門用語も吸収したという。
2006年には、高視聴率を獲得した「14才の母」で、中学生にして妊娠し、周囲の反対を押し切って出産に踏み切る主人公を好演。放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」も受賞した。当時、中学生だった志田さんは「撮影と学校の両立で大変でした。学校のテストや体育祭などやらなきゃいけないことが多かったし、たくさんの方が見てくださっているという実感はなく、いっぱいいっぱいでした」と語り、「撮影が終わった後に、人気を知った感じでした」と振り返る。
そんな志田さんだが、女優として大きな転機となったのが大ヒットドラマ「ずっとあなたが好きだった」(TBS系)、「踊る大捜査線」(フジテレビ系)シリーズなどの脚本を手掛けた君塚良一さんが監督を務めた2013年公開の映画「遺体 明日への十日間」だったと明かす。志田さんは「せりふはあるのですが芝居の動きに関しては自由でした。共演者の方もおのおの動くので、自分が想像していた演技ができず、臨機応変にお芝居する必要性を学びました」と話す。