国内FA権を行使の阪神・原口 残留を決断!「今まで通りタテジマを着てグラウンドに駆け回りたい」
阪神から国内フリーエージェント(FA)権を行使していた原口文仁内野手(32)が12日、残留を決断した。近日中には会見を開く。同日夜に球団に意思を伝え、コメントを発表した。 「来季も阪神タイガースでプレーさせていただくことを決めました。今まで通り、タイガースのため、ファンの皆さまのためにタテジマのユニホームを着て、グラウンドに駆け回りたいと思います」 主に代打の神様として昨年の日本一に貢献。育成契約、そして大腸がんを克服するなど波瀾(はらん)万丈だった15年間をプレーしたチームには感謝していた。それでも先発出場の機会を求めて権利を行使。他球団からのオファーに悩み、熟考を続けたが、猛虎愛を貫いた。事実上の生涯タテジマだ。 今オフは大山が権利を行使した末に残留し、糸原と坂本は権利を行使しなかった。原口も含めて今季権利を取得した4選手すべてが来季も猛虎の一員としてプレーすることが決まった。