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いつもと違う静かな盆休み 兼六園客足鈍く

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北國新聞社

 3連休初日の8日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う移動自粛の影響で、石川県内を訪れた帰省客や旅行者は例年より大幅に少なく、盆休みは静かなスタートを切った。JR西日本金沢支社管内に到着した北陸新幹線と特急のうち、満席となった列車はなく、金沢駅や県内の観光地にはいつもの盆とは違う落ち着いた空気が流れた。

 金沢に到着したJR列車で自由席乗車率が最も高かったのは、名古屋発の「しらさぎ5号」の60%で、他の便は10~50%だった。新幹線、特急計22本が100%を超えた前年同期と比べると、入り込みは大幅に少なかった。

 広島市から訪れた会社員西村由加里さん(58)は「休みが今しかないので来た。ウイルス対策をしっかりして石川の旅を楽しみたい」と話した。JRによると、9日以降も満席の便はなく、指定席、自由席ともに空きがある。

 兼六園は雨が降った午前中は特に客足が鈍り、人気撮影スポットである徽軫(ことじ)灯(とう)籠(ろう)でもほとんど列はできなかった。午後6時までの来園者数は2312人で、普段の週末と変わらない水準だった。

 近江町市場では、例年なら書き入れ時であるにも関わらず、休みを取る飲食店も。大口水産によると、客の入りは7月の4連休の半分ほどといい、担当者は「仕入れに来る飲食関係者も少なく、盆という感じがあまりしない」と浮かない表情だった。

北國新聞社