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嵐がインスタライブで見せた諦めない姿 個性豊かな“コンビトーク”から伝わる、5人のポジティブな意志

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リアルサウンド

 なかなか梅雨の明けない7月の終わりに、嵐から久々のインスタライブが届いた。今回は、前回の配信と同じ形式で、ホストを櫻井翔に変えてのコンビトークでの配信となった(前回は松本潤がホストを担当)。 ■個性豊かな“コンビ”の掛け合いが楽しい嵐のインスタライブ  トークの内容は各人の近況・個人活動の報告を中心に、オフの過ごし方や恒例となったノリノリのスクショタイムなど今回も見どころ満載である。嵐は各人の個性が強いためか、グループ全体でいる時の雰囲気と、コンビやトリオになった時の空気感とではまた変わってくるところも面白く、ファンの間でもそれぞれの組み合わせに呼び名がつけられて親しまれ、中でも特にこの組み合わせが好き!と「推しコンビ」があるファンも多い。  今回は櫻井を中心とした4コンビが拝める構成となったわけだが、いつも通り、どの組み合わせでもそれぞれ違った“良さ”を楽しめる回となった。  トップバッターは大野智。近況としては先日開催が発表された個展『FREESTYLE 2020 大野智 作品展』開催の話題に。しかし、個展の内容そのものよりも、特典の「智のカレーパン」の話題から大野のカレー作りの話に発展。2人のオフの時のような顔が伺える、まったりとしたトークが展開された。  2番手、二宮和也とは今秋公開予定の主演映画『浅田家!』の撮影裏話で盛り上がったほか、最新シングル『カイト』についても、ジャケット撮影やカップリングなどについて語ってくれた。スクショタイムでは「上下で顔合成できないかな?」という、いつもどおり機転の効いたキレキレのネタ出しも光る。  3番手の松本は、直近で放送されていた『関ジャム』SP出演の話題から、ステイホーム中のファスティングの話など、嵐の中でも特に運営目線に近い2人のビジネス観や、松本の質の高いプライベートが垣間見える話題の一方、スクショタイムでは二宮発案の「顔合成」を継続してチャレンジするなど、メリハリの効いた展開となった。  ラストは相葉雅紀だが、その前に「コメントをもらい忘れた!」とトップバッターで出演した大野を呼び戻すという小さなハプニングも。「一人だけコメントをもらい忘れてしまった」という、ある意味よくありがちなアクシデントに対し、そこでまた次の機会に、と流したりすることなく、「今からでももう一回出てくれないかな」と恐縮しながら大野を呼び戻す櫻井に、メンバーとファン、双方への深い気遣いと愛情が伺えた。  そして、やっと出番が回ってきた相葉は「また俺時間なくなっちゃうのかと思った!」などと笑いを誘いながらも、「翔ちゃんも質問答えた方がいいよ。ホスト役だから答えてないでしょ?」と櫻井を気遣うなど、持ち前の優しさと愛情を見せる場面も。かと思いきや「得意なモノマネは?」と無茶振りをするひょうきんな一面も見せ、櫻井やファンを翻弄してみせた。(余談だが、この配信が終わった翌日に関東も梅雨明けが発表され、まさに嵐が雨雲を引き取っていったようだな、と思ってしまった) ■世間に漂う暗いムードを吹き飛ばすような未来への展望  今回のインスタライブでは、近況報告とともに、今後の話や進行中の企画の話などもいくつか上がった。惜しくも公演延期となってしまった『アラフェス2020』の楽曲投票を取り直すという話題から、先述の大野の個展、二宮の主演映画の予定や、相葉発案で動画を撮っているという話まで飛び出し、色々と制限された状況のなかでも何か楽しめるものを、と取り組んでいる姿勢を見せた。  特に、松本の「今はわからないけど、もしかしたら状況が変わって、コンサートができる日がくるかもしれない。でもそれがわかった時に動き出したんじゃ間に合わないから。できるかわからないけど、その日のために準備はしておきたい」という言葉に、こんな暗い世の中でも前向きに、希望を信じて、可能性を捨てず、未来を作ろうとしている意志を強く感じた。  「チャンスは準備された心にのみ降り立つ」という有名な言葉があるが(細菌学者のルイ・パスツールによるもの)、嵐はまさしくこれを体現しているグループだと改めて感じた。いつ来るのか、本当に来るかもわからない「チャンス」のために、それを掴む準備をいつでも怠らない人達だ。そして同時に、「今の状況でも出来ること」も模索し、どんどんチャレンジしていく。「今できること」「これからのためにしておくこと」を同時に実行するのは並大抵のことではないと思うが、それを嬉しそうに「ファンのみんなに喜んでもらいたい」と語る姿に、純粋ないちファンとして目頭が熱くなってしまった。  世間は日々感染者の情報や、混迷する世情に疲れ切っているムードさえ漂っているが、そんな中にあっても輝くことを諦めない嵐の姿に、励まされるファンは多いのではないだろうか。彼ら自身も、新型コロナウイルスへの不安や緊張感に晒されているだろう。それでも、他者を気遣い、明るい話題を提供しようとするその姿勢に、心の底から「ありがとう」という感謝の気持ちと、賞賛を贈りたい。  嵐が笑っているうちは、まだ頑張れる、もう少し頑張ろう、という気持ちにさせられたインスタライブだった。次回の開催にも期待が高まる。

佐久良夏生

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