4月から値上げ続々「総額表示」変更で野菜も高騰
All Nippon NewsNetwork(ANN)
4月から食料品も飲食店も値上げが相次ぎます。 来月1日から義務化される商品やサービスの価格に消費税分を含める「総額表示」。それに伴い、ラーメンチェーンの「一風堂」ではラーメンなどの値段を変更します。 値下げするのは「白丸元味」など、主要のラーメンです。ただ、原材料費や物流費の高騰などによって替え玉を40円アップするなどします。 実は来月以降、こうした値上げなど価格改定をする動きが出ています。 うどんを販売している丸亀製麺では来月から一部、商品を値上げします。「ぶっかけうどん(並)」や「かけうどん(並)」などは20円アップ。ただ、創業以来の看板商品「釜揚げうどん(並)」の価格は据え置きです。 理由は昨今の外食産業を取り巻く厳しい環境と人件費が高騰しているためだといいます。 さらに、総額表示変更の準備を進めるスーパーでは野菜の値段が高騰しています。野菜のなかでも長ネギやニンジンなどの値段が上がっています。 そして、次に値上がりするのは家庭用食用油です。日清オイリオグループは原料価格の高騰などから来月1日以降、1キロあたり20円以上、さらに6月にも30円以上、値上げします。 また、大手水産会社のマルハニチロはサンマのかば焼きなど4品目で1缶あたり30円値上げするとしています。理由はサンマの記録的な不漁で仕入れ価格が上昇しているためだということです。
テレビ朝日