豊田通商、米国にゾルバ処理工場。米リサイクル大手と合弁
米国のリサイクル大手オルター・トレーディング・コーポレーションがこのほど、豊田通商の米国子会社である豊田通商アメリカと「アルテック・リサイクリング・LLC」を設立したと発表した。今夏までに選別ライン稼働させ、米国でのアルミリサイクル事業を強化する。 アルテック・リサイクリングは、オルター社などから調達したシュレッダー後のゾルバを「トウィッチ」(アルミ)と「ヘビー」(銅・亜鉛、真ちゅう、鉛の総称)に選別する工程を担う。選別した高品質アルミスクラップは、米国内外の需要家に対してアルミ二次合金原料として販売する。 オルター社はミズリー州など八つの州に70にも及ぶリサイクルヤードを持つ大手スクラップサプライヤー。香港などにも営業拠点を展開している。