英政府「サッカー観戦・映画鑑賞に“ワクチンパスポート”の提示」…「大規模な集まり」の実験開始
英政府は 新型コロナウイルス感染症ワクチンのパスポート発給など、大規模な集まりを再開するための実験計画を発表する予定である。新規感染者が急増し 封鎖措置を再び断行しているフランス・ドイツなど他のヨーロッパ諸国とは、対照的な動きである。 【写真】もっと大きな写真を見る 4日(現地時間)英国日刊紙“ガーディアン”やBBCなどによると、この日の午後 ボリス・ジョンソン英国首相は記者会見で、「新型コロナ状態証明書」を含めた一連の措置に関する実験計画を発表し、スポーツ競技・ナイトクラブ・コンサートなどの大規模イベントが開かれるようにする計画である。 「今後 数週間実施される実験は、ソーシャルディスタンスに対する多様なアプローチ法のうち、最も安全で大規模の集まりを実施させることのできる方案を模索するためのものだ」というのが、ジョンソン首相の説明である。実験計画には 4月と5月に深夜のクラブ・FAカップのサッカー競技など、大規模なイベント前後に換気を改善し 新型コロナ迅速検査を義務化する方法が含まれている。 これとともに英国は、各種の大規模イベントに参加することのできる方案として、「ワクチンパスポート」を期間限定で活用する計画である。ワクチンパスポートは 過去6か月間 新型コロナに感染した履歴があるのか、ワクチン接種を完了しているか、最近 陰性判定を受けたかなど、免疫力がどの程度なのかを示すもので、「英国に住んでいる市民たちが大規模イベントに安全に参加できるという事実を意味するものだ」と説明した。
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