あなたの知らないドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の秘密
現在も絶大な人気を誇る、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』。実は、まだまだたくさんの疑問が気にかかったまま。あれだけのカクテルを本当に飲んでいるのか?などなど、サラ・ジェシカ・パーカー本人に直撃! いくつかの疑問が彼女の口から明らかに……。
1.カクテルはニセモノ。
“コスモポリタン”はキャリーのお気にいりで、『セックス・アンド・ザ・シティ』といえばこれ、という名物カクテル。キャストが撮影中にくつろいで、次から次へと楽しんでいるんじゃないかと思っていたかもしれないが、実際はノー。サラ・ジェシカ・パーカーは、「あの“コスモポリタン”は水に着色料を混ぜたものか、水で割ったクランベリージュースよ」と暴露。「ジンジャーエールはシャンパンの代わりだし、ワインはいつもグレープジュースだったわ」。
2.ブランチはぜんぶ完食。
キャリー、サマンサ、シャーロット、ミランダは、4人で集まってはブランチ三昧。彼女たちが繰り広げる恋愛トークよりも、ちょこちょことつつく美味しそうなブランチに目が釘付けに。でも本当は全部食べていないに違いない、というのは大きな誤解。「お料理はいつも食べてたわ」と、サラ・ジェシカ・パーカー。「役者の目の前に食べ物が並んでいるのに、手つかずのままというのは嫌なの。そんなの馬鹿げてる。ミランダ役のシンシア・ニクソンと私は、いつも全部食べていたわ。冷めてしまっても問題ないの、それが私たちの仕事なわけだから。豪勢な食事なんて必要ない。手早く準備できるものなら何でも食べてた。キャビアをオーダーしようなんて思わないでしょ!」。
3.ビッグとキャリーは結ばれるはずじゃなかった?!
ビッグがキャリーに「君こそ運命の人だ」と伝えるシリーズのエンディング。ハッピーエンドにもやもやしていたなら、本当はそんな結末になるはずじゃなかったという事実に、興味をそそられるはず。製作総指揮者の一人であるダレン・スターは最近になって、こんなことを告白。「番組の真のテーマを裏切ってしまった。そのテーマというのは、”女性は結局のところ、結婚からは幸せを見いださない”ということだ。できない、ということではない。このドラマは当初、それ以前にあったロマンチック・コメディとは一線を画していて、女性たちはそこに夢中になったんだ」。さらに続けて「最終的に、ありきたりのロマンチック・コメディになってしまった。すべてのエピソードの脚本を自分で書かない限り、自分が望むような結末にすることはできない」と本音を漏らしている。
5.シンシア・ニクソンの地毛はブロンド。
シンシアがミランダを演じるために髪を赤く染めたのは、キャンディス・ブシュネルの原作に登場するキャラクターがそうだったから。彼女は元のブロンドヘアに戻れてほっとしたと話している。一方、キャリーはブルネットの設定だったが、パイロット版の撮影24時間前に、プロデューサーの気が変わりブロンドに。