石田雄太氏 来季投手復帰する大谷翔平への一部の声を「全部排除してほしい」と訴えるワケは?
今年12月上旬にドジャース・大谷翔平投手(30)にインタビューを行った野球ジャーナリストの石田雄太氏(60)が、28日放送のBS-TBS「MLB大谷翔平ハイライト2024~伝説誕生 世界一への軌跡~」に出演。来年投手復帰する大谷をどのように見ればいいかについて言及した。 【写真】石田雄太氏とスポニチMLB担当・柳原直之記者のクロストークのアーカイブ配信も 定期的に大谷に単独取材を行ってきた石田氏。2度目の右肘手術から復帰予定の来季に向け「トミー・ジョン(手術)を受けるとリハビリに1年間、その間は試合では投げられない。ただ、実質的に復帰した1年目はシーズンで投げながら元に戻していくリハビリの最終段階でもあるんです。だから来シーズンも大谷選手は(投手としては)リハビリ中という意識で見ることが大事」と解説した。 今季は野手に専念して史上初の「50―50(54本塁打、59盗塁)」を達成した大谷。「今年これだけ打っちゃって、来年またこんな感じで打つと、リハビリの段階なのでピッチャーとして出てくれば打たれることもあると思うんです。それが続くこともあると思うんです。そういう中で1年間フルに戦って、次のシーズンからが本当の意味での復帰なのに、“もうピッチャーやんなくていいんじゃねえか”と言う人が必ず出てくると思うんです。ケガのリスクを負ってまでピッチャーをやらなくていいという声を全部排除してほしい」と訴えた。 同じく出演した元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏も「投げる方に関して言えば、無理なく、怪我なく、その先につながっていってくれればいいなと思っています。人生設計にサイ・ヤング賞ってあるんですけど、まだ先でいいのかなと思っています」とコメント。フリーアナウンサーの山本萩子は「10月に照準を合わせて投手の調子を取り戻して、最後プレーオフで投げて胴上げ投手というのはどうでしょう?」と提案していた。