【梅雨時や猛暑日の皮脂崩れ対策】ちょっと待って! 下地を塗る前に肌の「湿度管理」が大切です〔大人メイクの基本〕
スキンケアが終わったら、いざ下地! でもその前に、ぜひ確認してほしいのが肌の湿度。乾燥しやすい春や秋冬は手の甲で触れた時「ぺと」っと軽く吸い付くような質感がベスト。一方、ベタつきやすい夏はサラッとした状態から下地を塗り始めてほしいのです。すると、ヨレやくずれ、ファンデーションのもろつきのない、美しいベースメイクが仕上がります! 【写真】下地を塗る前に、季節に応じた肌の湿度コントロールを
ぬるぬる・ベタベタ・カサカサ状態からメイクを始めないで!
乾燥する時期は、夕方になるとパサつきやしわっぽさといった乾燥くずれに、夏などのベタつく時期は、夕方になるとテカリやぬるつきなどの皮脂くずれに悩まされる……という方、多いと思います。実はこれ、下地を塗る前の肌の湿度次第でかなりコントロールできます。 肌コンディションも日々変化するでしょうし、お使いのスキンケアアイテムや、ゆっくりメイクをする時間のある日/ない日など、日によって朝のスキンケアを終えたときの肌の湿度はさまざま。一概に「スキンケア後、何分置いてから下地を」とは言えませんが、下地を塗り始めるベストタイミングが夏とそれ以外とでそれぞれあります。 まず、乾燥くずれしやすい春、秋、冬時期。その分、保湿をしっかりする方も多いと思います。スキンケアしたのに肌がカサカサはもちろんNGですが、ぬるぬる、ベタベタでメイクを始めるのも、くずれやヨレを招くので要注意。見極めるポイントは、手の甲を頬に優しく当てて離したときに「ぺと」と音がするかどうか。ぬるぬる・ベタベタで滑るような場合は少し時間を置いて、逆に密着感なく無音という場合は、乳液ミストで潤いを足しましょう。 そして、皮脂くずれしやすい夏時期。スキンケアをしている最中にも汗ばんでくる、なんてこともありますよね。同様に下地を塗る前に、手の甲を頬に当てて湿度をチェック。ぬるぬる・ベタベタを感じたらティッシュを当てて余分な油分をオフ。その後、ひんやり系のミストをふきかけましょう。サラサラ~っと手の甲が頬をすべるような感覚があれば、下地の塗りどきです。