正月に余る“あれ”が、美大生の手にかかると...。作品に「発想が天才のそれ」の声続出
正月に残ってしまいがちな、あれ。お雑煮に入れたり、おしるこで食べてみたり....。たくさん食べても残ってしまいがちなものありますよね。そう、「お餅」です。現在、食べることはできないけれど、残っても心配のないお餅がネット上で話題になっています。【BuzzFeed Japan / 稲井 清香】
BuzzFeedは、このティッシュケースを作った美大生の有(@yu99jp)さんに話を聞きました。
こちらの焼き餅、Twitterで1万を超えるリツイートと、7万近い「いいね」を集めて話題になっています。 製作した経緯に空いて有さんは、「ティッシュの袋をピリピリと割って白いティッシュが出て、引き出す瞬間が餅の膨らむ要素と似ているところから着想しました」と、振り返ります。
「コロナ禍のお正月、少しでも笑える時間が増えたら良いな」との思いを込めて作ったそうです。 リプライ欄は、「天才!」「どこで買えますか?」など多くの称賛の声が寄せられました。 この反響については、「こんなに多くの人に見ていただいて本当にありがたいです」と受け止めています。
有さんの作品は、過去にもユニークで可愛いものがTwitterで話題になりました。 中でもお気に入りを聞くと、 「標本チョコレートですかね。 あまり人気はないですが笑 」 と昆虫展などでの大人向けのお土産として制作した作品を教えてくれました。 「僕自身、昆虫が大好きなのですが、 初めて昆虫をデザインに落とし込み制作した作品なのでお気に入りです」 「大人向けという点も気に入っています。昆虫展とかよくいくのですが、大人向けのお土産があまりないですから笑」 可愛らしい色合いと、大人っぽい落ち着いたデザインが素敵な一品です!
アイデアの源
有さんの作品はありそうでなかったものや、そこに着目するのか!と驚かされるものばかりです。 多くのアイデアを出すコツを聞くと、こう返してくれました。 「とにかく数を出すことだと思います。その中であまり面白くない案もありますが、時々芯がある様なものが出るんです」 「その時、面白くないと思った案も後から考え直して面白くなったり、良くなったりするので定期的に今までの没アイデアを見返しています」 「これからも皆さんに面白いと思っていただける様な作品を作っていこうと思います」 次回作が待ち遠しいですね!