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本堂に絵画に癒やされて 富山の信教寺

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北日本新聞

 浄土真宗本願寺派信教寺(富山市水橋沖)の野崎章英住職(72)は、10年間にわたり描きためた絵画約170点を本堂に展示している。色鮮やかな花や雪化粧の立山連峰などが題材。新型コロナウイルス感染拡大の収束が見通せない中、野崎住職は「絵は自分の生きがい。見る人の心を癒やすことができればうれしい」と話している。 (安多萌子)  野崎住職は60歳まで小学校教諭を務め、美術クラブで児童に指導した経験を持つ。退職後は寺の仕事の合間に、長年の趣味だった絵画をたしなんでいる。過去に個展を開いたほか、2010年からは本堂の壁やふすまに仏画を描き始め、これまでに県内外から3千人が見学に訪れたという。  コロナ禍で法要などが減り、時間が取れるようになったことから、これまでの作品を集めた展示会を思いついた。山や滝、植物園など同じモチーフでも季節によって表情が変わるところが面白いという。写真を基に描いた風景画にチョウや鳥を描き加えるアレンジを施した作品もある。

 現在も月2、3点ずつ描き続けている。野崎住職は「普段は死者を送る仕事だからこそ生き生きとした自然を描くことが気分転換になっている。見る人の気持ちも明るくできればいい」と語った。10日まで展示し、本堂は午後1時~同6時に開放する。

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