【バレー】日立AstemoがホームのPFUを3-1で下す。東レがデンソーに、NECがJTにストレート勝利 V1女子
バレーボール2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は5日、金沢市総合体育館(石川県)など3会場で計6試合を行った。 石川ではホームのPFUが日立Astemoと対戦。どちらにとっても負けられない1戦となったが、日立Astemoがオクム大庭冬美ハウィ、長内美和子らの活躍で3-1で勝利し、11勝目を挙げた。同じ会場の第2試合は2位の東レがデンソーと対戦。第1・第2セットは競り合いとなるも、東レがクラン、石川真佑らの活躍で25-23、25-22で連取。第3セット、後がないデンソーは東谷玲衣奈、アコスタらが反撃を試みるも、東レの勢いは止まらず、25-16で奪取し、ストレートで勝利をおさめた。 兵庫ではホームの姫路が埼玉上尾と対戦。先週、ホームで2連勝し、勢いに乗る埼玉上尾は第1・第2セットを連取。第3セットは姫路が佐々木千紘らの活躍で取り返すも、第4セット、埼玉上尾はロレンネのサーブ、山岸あかね主将の好レシーブなどで姫路を突き放し、25-17で奪取。セットカウント3-1で勝利した。同じ会場の第2試合は岡山が金田修佳、高柳萌らの活躍で、KUROBEをストレートで下した。 福岡ではホームの久光がトヨタ車体と対戦。第1セットはデュースにもつれ込むも、久光が26-24で先取。第2セットも序盤は競り合うも、久光は石井優希らの活躍で久光が徐々に引き離し、井上愛里沙の3連続得点で25-22で連取した。第3セット、後のなくなったトヨタ車体はケルシー、ハッタヤの両外国人選手が奮闘するが、久光は石井や中川美柚らの活躍で安定感のある試合運びをして、25-20でこのセットも連取し、ストレートで勝利した。 福岡の第2試合は首位JTが3位のNECと対戦。ここまで1勝1敗の両チームによる注目の1戦となった。第1セットは序盤からNEC・古賀紗理那、JT・西川有喜らサイド勢の打ち合いでデュースにもつれ込むが、最後は古賀のブロックでNECが28-26で先取。勢いに乗ったNECは第2セットも古賀、ウィルハイトのサイド勢に加え、野嶋華澄、山田二千華の両ミドルも織り交ぜた多彩な攻撃で、25-17とJTを突き放して連取する。第3セット、JTは西川やドルーズの攻撃で反撃するが、古賀を中心としたNECの勢いを止められず、最後はリリーフサーバーで投入された柳田光綺がサービスエースを決め、NECがストレートで勝利した。 6日は同じ3会場で5日とは異なる対戦カードの計6試合が行われる。特に3強入りを争うNEC対久光の1戦は注目のカードとなりそうだ。 【3月5日の結果】 PFU 1-3 日立Astemo 東レ 3-0 デンソー 姫路 1-3 埼玉上尾 岡山 3-0 KUROBE 久光 3-0 トヨタ車体 JT 0-3 NEC 【3月6日の組み合わせ】 石川:東レ対日立Astemo、PFU対デンソー 兵庫:姫路対岡山、埼玉上尾対KUROBE 福岡:久光対NEC、JT対トヨタ車体 【勝ち数による暫定順位】 1 JT 19勝4敗57P 2 東レ 17勝5敗52P 3 NEC 17勝6敗51P 4 久光 15勝7敗47P 5 埼玉上尾 14勝8敗42P 6 デンソー 14勝10敗39P 7 PFU 11勝11敗33P 8 日立Astemo 11勝14敗32P 9 岡山 8勝17敗25P 10 トヨタ車体 6勝20敗19P 11 姫路 5勝19敗16P 12 KUROBE 3勝19敗7P
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