小池都知事が記者会見4月10日(全文3完)ネットカフェを休業対象に入れるかで議論
東京都の小池百合子知事は10日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が会見 休業要請施設を公表(2020年4月10日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が会見 休業要請施設を公表 ◇ ◇
国と折り合いをつける中でポイントになったのは?
毎日新聞:毎日新聞の【斎川 00:48:22】です。休業要請の対象施設について国と折り合いをつける中で、どういう部分がポイントになったのか。どうして折り合いをつけることができたのか教えてください。 小池:1つには、まず一番大きな問題は2週間待たなきゃいけないのかどうかという話でありました。これは冒頭申し上げましたように、非常に感染爆発重大局面である東京にとりまして、ここから2週間、状況を見てというのは、これはあまりにも酷であります。その点を大臣にもお伝えをし、これは2週間ということではなく、それぞれの地域に合った形でさせていただけないかということでお願いをしました。で、本件はお認めをいただいたからこそ、今日このことを発表しているわけです。 それからやはり法律上、29条4項の中で1000平米という数字が出てまいります。これについては、本当は法改正してもらったほうがいいとは思うんですが、今そういうこと、間に合いません。そういう中で、1000平米の中の枠に入る部分と、それ以外、先ほど100平米という話もさせていただきましたが、ここについては法律の部分と法律外のところで分けましょう、2階建てにしましょうということで落ち着きました。 それからネットカフェを入れるかどうかというお話で議論もございました。このネットカフェについては、今、寝泊まりしておられる方々が多く、また、そこがクラスター化するという恐れもあるわけでございます。じゃあそこを閉じたときにどうなるかというと、その方々の行き場がなくなって、ホームレスになったり、また第何期か、氷河期、別の氷河期になってしまうということになると、その方々にとっての人生にとっても非常に大きな問題になるということで、ネットカフェをこの中に入れるかどうかということも議論になりました。