関空にロエベ 出国審査後の国際線ゲートエリアに
関西空港第1ターミナル本館出国審査後の国際線ゲートエリア内に1月7日、スペインの高級ブランド「LOEWE(ロエベ)」の店舗がオープンした。バッグやアクセサリーなどを揃える。 場所は南側の出国審査場を出て左側で、営業時間は午前7時から翌日午前0時までだが、運航便の状況などで変更する場合があるという。初日の7日は午前9時にオープンした。運営はロッテ免税店KANSAI。 ロエベは1846年にスペイン・マドリードの革職人たちにより誕生したラグジュアリーブランド。バッグをはじめとした革製品を中心に、ファッションアイテムを展開している。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、関空も国際線の大幅な運休が続く。12月27日から1月2日までの国際線旅客便の出発実績は週46便だった。 関空では第1ターミナルの改修工事の着工延期が昨年10月26日に決まり、当初は2025年開催予定の大阪・関西万博前の同年春にリニューアル工事を終える予定だったが、2026年秋にずれ込む。一方、新しい保安検査場やラウンジの運用は2025年春までに開始し、国際線出発エリア南北の商業施設以外は完成させる。
Tadayuki YOSHIKAWA