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【特集】ムクノキにすみつく「サギ」に対策は?ロケット花火発射も“効果なし” フンに鳴き声、悪臭に住民困惑

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MBSニュース

兵庫県丹波篠山市の山間の集落で、シンボルともなっている大きなムクノキに「サギ」がすみついていて、夜には鳴き声が響き渡るなど住民たちを悩ませています。

もはやムクノキではなく“サギノキ” 道路はフンだらけ

丹波篠山市の川が流れる静かな集落。その堤防に1本の「ムクノキ」がそびえたっています。9月、近くに住む人に話を聞くと… (近くに住む人) 「正直びっくりしました。こんなにいるとは思わなかったので。動物園に行かなくていいなみたいな。」 (近くに住む人) 「夜通し鳴いてる。もう慣れているから。サギにも慣れているから。」 住民らによりますと、ムクノキには「サギ」と呼ばれる鳥がいるというのですが、1羽も見当たりません。

しかし、道路には鳥のフンらしき跡があり、木の真下のお地蔵さんにも至るところにフンらしき跡がありました。

取材班は「サギ」が現れるのを待つことにしました。

(記者リポート) 「午後4時。今のところサギの姿はまだ見当たりません。」

午後4時半になると… (記者リポート) 「今サギが一羽帰ってきました。」 少しずつムクノキに集まりだす、白い鳥「サギ」。大きさは90cmほどでしょうか。

さらに1時間半後の午後6時。 (記者リポート) 「午後6時になったとたん、サギの群れが次々と木に帰ってきています。」

午後6時半にもなると、サギの群れで白い花が咲いたようになり、もはやムクノキではなく“サギノキ”です。

ムクノキに「コロニー」 住宅街で夜に響き渡る“鳴き声”

水鳥の仲間である「サギ」は、春先から夏の終わり(3月~9月ごろ)にかけて巣を作り、たくさんの巣が1か所に集まった「コロニー」を形成します。コロニーは近くに川や池があるところに作られ、日中は巣を離れ田んぼや川で餌集めをし、夜になるとムクノキに帰ってきます。すると、住宅街では…。 「ガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガ」 鳴き声が響き渡ります。特に繁殖期の7月ごろは“大合唱”になるといいます。

ムクノキがある河原町に住んでいる森本浩さん(72)。10年以上も前から「サギ」に悩まされています。 (森本浩さん) 「こういう毛ありますね。この毛ね。こういうのがいっぱい飛んでくんねんで。フンによる悪臭。それから鳴き声。浮遊物がいっぱい飛んでくる。窓が開けられないんでね。」

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