子宮体がん公表の藤あや子「今想像すると怖い…」と受診のきっかけを回想
子宮体がんを公表した歌手の藤あや子(63)が13日、都内で行われた、医薬品メーカー「アストラゼネカ」主催のメディアセミナー「子宮体がんの早期治療に向けて 見過ごされがちな不正出血、スルーしないために知るべきこと」にゲスト出演した。 【画像】子宮体がん公表の藤あや子「今想像すると怖い…」と受診のきっかけを回想 藤は今年5月、初期の子宮体がんと診断され、子宮と卵巣の全摘手術を受けたことを公表している。 体の異変を感じたのは不正出血がきっかけだったというが、それでも当初は「確か何年か前に不正出血が一度あって、見ていただいた時には何も無かったので、今回もそんな感じで、何も無いまま止まるんだろうなと軽く考えていた」と明かした。 仕事で3週間ほど大阪に行くことになったが、なかなか出血はとまらなかったといい、「夫に相談しましたら“それは絶対早く(病院に)行った方が良い”ということで、私よりも夫の方が心配して予約を入れてくれました。3週間の仕事を終えてすぐ東京に戻ってきてから、すぐに病院に行って検査してもらったら、“これはちょっと怪しい”ということで。(夫の後押しが)無ければ、“また前回みたいな感じだろう”と思っていましたので、今想像すると怖いですね」と振り返った。 診察を受けた際は、「最初は異型細胞増殖症と言われて、それがゆくゆくは子宮体がんになる可能性があるとのお話を伺った。まさか自分ががんになるとは思ってもいなかった。“私はがんではないでしょう”と、正直重く受け取ることが出来なかった」という。 しかし「細胞を調べていただいた結果、やはり一部ががん化していますと言われた瞬間、“あっ、悪いものは取ってしまおう”と、先生に“じゃあ、すぐお願いします”みたいな形で、気持ちを切り替えることが出来ました」と語った。 術後については、「すごく順調だった。本当に初期の症状だったのでどこにも転移しているわけでもなく、しかも一部だけががん化していて、外にも出ていなかった。退院も早かったですし、術後次の日から8階から1階まで(階段を)下りたり登ったりというトレーニングをしたり、なるべく仕事関係の方にご迷惑をおかけしないように、必死で、回復も早かったです」と感謝した。
テレビ朝日