大阪府・吉村知事が定例会見1月13日(全文3)罰則設けるなら補償も入れるべき
ワクチン接種のスケジュールは
朝日放送テレビ:ABCテレビの【ホリエ 00:46:49】です。お疲れさまです。ワクチンについて伺います。今、同じ時間にワーキングの協議会、始まっていると思うんですけれども、これから先、知事としてワクチンについてどういうスケジュール感でいらっしゃるのか、あるいはまたそれに対する期待感なども教えてください。 吉村:ワクチンが全てを解決するとは思ってないですし、ワクチンでウイルスがゼロになると思ってないし、陽性者がゼロになるとも思っていませんが、ワクチンは非常に大きな、明るい兆しだと、僕は思っています。このウイルスについても重症化する方っていうのはほぼ見えてきていますし、リスクグループっていうのは見えてきています。高齢者の方にやっぱり大きく偏っています。 その中で、そういった高齢者の皆さんの命を守ることができるのであれば、亡くなる方がゼロにはならないと思いますが、重症化をある程度防いでいく、市中の感染をある程度抑えていけるワクチンが広がることによって、そういったことがある程度コントールできるようになれば、これは今みたいに社会全体を抑えると、抑えなきゃいけないということは回避できるんじゃないかと思っております。 つまり、ある意味若い人とか、仕事をしている人、こういった飲食店の方、ものすごくダメージを受けているわけです。このウイルスによって。なのでそれはワクチンもないし、治療薬は幾つか出始めているけど、明確なものというのがまだないという状況の中で、この社会全体を止めなくてもいいようになる。それが僕はある意味1つのゴールだと思ってて、それが、その役割を果たしてくれる、大きな可能性のあるゲームチェンジャーがワクチンだと思っていますので、大きく期待をしています。 幸運なことというか、先行してもうイギリス、アメリカ、ヨーロッパでワクチン接種が始まっています。もうすでに数百万単位のワクチン接種が始まっていますので、いわゆる安全性とかの面については先行事例がやっぱりできてくると。もちろん副反応は幾つかあると思いますが、このぐらいのワクチンの数に対して、このぐらいの副反応だっていうきちんと明確なリスクっていうのが、ある程度日本に広がるころには見えてくるだろうというふうに思っています。その中で、このワクチン自体の、社会の止めなくてもよくなるようなことになると僕は期待をしているというのが一番、ワクチンに対する期待です。