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元モーニング娘。新垣里沙 事務所を退所しフリーになった理由 アイドル、役者を経て表現者の道へ【前編】

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2001年8月26日にモーニング娘。5期メンバーとしてデビューした新垣里沙。デビュー20周年を迎える直前のことし8月1日に、これまで所属していた事務所を退所し、フリーとして活動を始めた。インタビュー前編では、なぜフリーの道を選択したのか? 今度どんなことをしていきたいのか? これまでの20年と今後の展望を語ってもらいました。 【写真を見る】YouTube撮影のセッティングを始める新垣。「三脚も自分でかついできました!」とのこと ――現在は毎日YouTubeに動画をアップされていますが、YouTubeを始めたきっかけは? 3年くらい前からやりたいと思っていたんですよ。もともと見るのが大好きなんですよね。ずっと自分でみんなに発信できる場所がほしいなと思っていたんですけど、なかなかタイミングがなくて。今回独立してフリーになったので、いい機会だし、コロナで舞台とかもストップしちゃっている状態なので、時間もできたからちょうどいいかなと思って早速始めました。 ――撮影から編集まで全部一人でやっているんですね。 そうなんですよ。とりあえず全部一人でやろうと思って。撮影はだいたい自分の部屋でカメラを固定してってだけなので楽なんですけど、編集が本当に大変で。こんな大変なことをみんなもしているんだって驚きました。私、今までパソコンも使ったことないくらいの感じだったので。もうどうやって編集するのかYouTubeで動画を見ながら自分のYouTubeを編集しているんですよ(笑)。編集に10何時間かけて2日に分けてやるときもあるし、数時間でやることもあるんですけど、こだわっちゃうと、慣れてないっていうのもあって、すっごく時間かかっちゃっているんですよね。 ――どんな動画を発信したいと思っていますか? 今、私のYouTubeを見てくれている人は、女性が圧倒的に多いんですよ。YouTubeをやってわかったんですけど、18歳から35歳までの女性が8割、男性が2割で、その2割の男性はたぶん昔から応援してくださっている方だと思うんですけど。なので、男性も楽しめるコンテンツでもありたいなと思うんですけど、基本的には『新垣里沙』というコンテンツなので、私の日常のVログだったり、メイク紹介だったりっていうのを、あげていこうかなと思っています。 ――メイクで言えば、『せっかちメイク』がとても新垣さんらしくて面白かったです あれは、コメントを全部読ませていただいているんですけど、コメントでリクエストがあったので、そういうところからもヒントをいただいて、楽しそうだなと思ってやってみたんです。私すごくせっかちなんですけど、『今日はせっかちで撮るぞ』って決めると、あんな感じで焦っちゃうんだなって。独り言も多くて。でも独り言はもともと多いみたいですね。 ――普段はメイク時間はどのくらいですか? 元々アトピーもちだし、すぐ荒れちゃうので、スキンケアだけは手を抜かずできるだけ低刺激のものを選んでしっかりやっているんですけど、でも普段のメイク自体はそんなにかかんないですね。10分くらいですかね。 ――メイクのこだわりはありますか? 今はまゆ毛がなくて。役者として舞台やっているときって、まゆ毛がないほうが役によって描けると言われて、全部そっちゃったんですよ。だから、今は生やかしちゅうなので、まゆ毛に時間がかかっていますね。 ――モーニング娘。でデビューしたことはまゆ毛が特徴的でしたけどね。 はい、『まゆ毛ビーム』やっていましたけどね。今はなくなっちゃって。生やかしています。好み的には、平行のまゆげが好きですね。細くてきゅっというよりは、平行のまゆげですね。 ――改めて事務所を辞めてフリーになった理由を伺いたいなと。長くお世話になった事務所を、あえてやめようと思ったところは? そうですね。私、ことし32歳になるんですけど、30歳になるくらいから、これからの自分はどうしていきたいんだろうなって客観的に考えるようになって。事務所にはすごくお世話になって、いつも支えてもらって、いい方向にいくようにって導いてもらっていたんですけど、やっぱり事務所のいろんな方に支えてもらいながらやっている人生だったから、ここらでひとつ一人になって何かに挑戦してみたら何か広かるんじゃないか、一人でやってみたいなっていう思いが出てきて。自分一人で1年くらい考えて、ことし入ってすぐくらいに自分の気持ちが固まったので事務所に話をしたら、背中を押してくださってって感じでしたね。 ――コロナ禍の影響はありましたか? 多少はあったと思います。これまで舞台を年間8本とか11本とかやっていたので、そんなこと考える暇もなくずっと忙しかったんですけど、コロナの影響で舞台もなくなり、ちゃんとじっくり考えられる時間を何年ぶりだろ?ってくらい持てたので、そういう意味での影響はあったと思います。 ――今後のやりたいこととして、元所属事務所のホームページでは「新垣はこれからも大好きな演劇の道を邁進してまいります」とあって、ブログでは「『おっ。新垣やってるねー!いいねー!!』と思っていただけるような活動ができるよう精進してまいります」とあって、微妙な違いを感じたんですけれど、役者メインなのか、それ以外のこともなのか、実際はどうなのでしょうか? 事務所が『演劇の道』って言ってくださったのは、これまで舞台役者として私のやってきたキャリアを生かしつつと思って書いてくださったんですけど、私ももちろんそれはありつつ、でもこれから先どうなるか分からないじゃないですか。実際に今は舞台とかは厳しい状況なので、やりたくてもやれないっていうのがありますし。今後何がどう広がるか分からなかったりもするので、『役者だけですよ、私は』っていうんじゃなくて、そうじゃない方向も考えていきたいなって。私の文面でもあったように、『皆さんをワクワクさせられるような活動』を発信していきたいなと思っています。 ――役者以外だとどんなことを今は考えていますか? ファッションも興味があるので、洋服のプロデュースとか。アクセサリーとかファッションは具体的に考えていきたいですね。今はまだ企画の段階でふんわりなんですけど。 ――事務所に残っていたらこれはできなかったっていうのはありますか? どうなんでしょうね。事務所にいたときは、ありがたいことに、ずっと舞台の話をいただいていたので、コロナとかもなかったし、とにかく一年中ずっと舞台をやっている生活だったので、それ以外に目を向ける暇すらなかったっていう感じではありますけど。これをやれなかったっていうのはなかったんじゃないですか。 ――「休みたい」という思いはありましたか? それが全くなかったんですよ。「ちょっと休み欲しいなぁ」って思うことはあっても、実際に休みの期間があったりしたら、もう働きたい、仕事したいモードになっちゃうタイプだったので、バタバタしているのが好きではありましたね。ただ今は世間の状況が状況で、舞台をしている場合じゃなくて家にいなくちゃっていう時期だったので、考える時間を取れたのは良かったですね。 ――フリーになって不安なことは出てきていますか? 不安っていうことはないんですよね。どんなときも、ダメなときはダメだし、でもやってみないことにはわからないしと思っていて。YouTubeもやってみて全然登録者数も増えないし、もうダメだねってなるかもしれないけど、やってみないとわからないから、まずはやってみようと。あと続けるってすごいことだな、大事だなっていうのは本当にモーニング娘。時代からずっと感じていたので、続けてやっていこうというのは思ってYouTubeは始めましたね。今後のことはわからないですけど、お話いただいてやれるお仕事だったり、それを求めてくださったファンの方がいたり、今後の方向性が広がるようなことだったら、挑戦していきたいなと思っているので、一人になっちゃって、あーどうしよう…みたいなことは今のところないですね。 ――舞台は、事務所にお話がきたり、オーディションの話がきたりが一般的だと思いますが、そういうオファーや情報にも不安はないですか? 退社したばかりなんですけど、ありがたいことに舞台のお話をいくつかいただいていて、嬉しいんですけど、そんな中で今は何をするべきなのかとか、方向性をどうするかというのをその都度考えながらお答えさせてもらっている状況なので、そういう不安もないですね。 ――アイドルとして、役者として、積み上げてきた実績と自信を感じますね。 いやいやいや。でも本当にやってきたことは無駄じゃなかったなっていうのは感じますね。年間11本も舞台をする体力があったのも、モーニング娘。で鍛えられていたんだと思いますし。セリフ覚えもすごく早いんですよ。それも鍛えられていたんでしょうね。 ――モーニング娘。で10年8カ月、一人で8年。今振り返ってみてどっちの方が長かったですか? どっちだろうなぁ。長く感じたというのとはちょっと違うんですけど、年齢的に卒業してからの23歳から31歳はそんなに変わらないんですよ。でもやっぱり12歳から23歳までっていうのは、年齢もそうですし、自分が一番下っ端の後輩だったところからリーダーっていう変化がモーニング娘。時代だったので、そこはやっぱり濃い時間ではありましたね。ほぼ10代を全部モーニング娘。で過ごしましたからね。 ――今思い起こして、モーニング娘。時代にやっておけばよかったことはありますか? 10年以上いて、やり残したことないくらいやらせてもらって、やりきった感があったんですよね、卒業するときに。なので今思い返しても、やっぱりないですね。 ――逆に役者はまだやり残したことがありますか? 演技、やりたいですね。表現者として生きていきたいというのはずっとあるので。そういう意味ではこれまでは舞台が中心で、映像に挑戦したことがほぼないんですよ。ちょっと映画出たりとかはあったんですけど、映像をしっかりというのはなかったので、そっちにも挑戦したいなっていうのはすごくありますね。舞台の演技とドラマとか映画とかでは全然違うと思うので。うん、表現者ではありたいですね、ずっと。歌も歌いたいですね。 ――歌も続けるんですね。 一人になってからも、役者としてずっとやっていた中で、1年に1回とか、舞台の隙間を狙ってライブをやっていて、そのときは生バンドさんで、みんなで作っていってって感じだったので。そういうライブは今後も、すぐは難しいと思うんですけど、やっていきたいなって思っています。 ――モーニング娘。を卒業したときにイメージした自分と、その後の実際の8年間でギャップはありましたか? 役者としてやっていきたいと思って卒業したんですけど、多いときで年間11本とか舞台をやらせていただけるまでに話をいただけるっていうのが本当にありがたくて。そこは良い意味で違っていました。1年で2本とか3本くらいしかできなかったらどうしようとか考えることもあって、今よりもモーニング娘。を卒業して一人になるときの方が不安でしたね。そう思うとひっきりなしにずっと舞台をできていたのはありがたいことだなって本当に思っています。 インタビュー後編では、同期や後輩との関係、家族をはじめとするプライベートなことを中心に話を聞きました。一緒に取材現場に来ていたお父さんも登場します! (ザテレビジョン)

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