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“かつての名門”から世界へ―― ボクシング・矢吹正道(28)の挑戦

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中京テレビNEWS

 世界チャンピオンを目指すプロボクサー、矢吹正道(28)。軽量級とは思えないパンチ力を武器に、戦績はプロ通算13戦10勝10KO。勝利したすべての試合で相手をマットに沈めてきた。 【動画】ボクシング・矢吹正道(28)の挑戦  かつての名門ジムから、約20年ぶりのチャンピオンを目指す男の挑戦を追った。

 矢吹が所属する「緑ボクシングジム」(名古屋市緑区)は、かつての名門だ。飯田覚士、戸高秀樹という人気と実力を兼ねそろえた世界チャンピオンを輩出してきた。  その二人を育てたのが、会長の松尾敏郎だ。 「この頃はよかったですよ。飯田が世界に挑戦してから24年ですよ。ある意味、自分も燃え尽きたところがあったのかな」(緑ボクシングジム 松尾敏郎 会長)  約20年間、緑ジムからチャンピオンは生まれておらず、矢吹はジムの期待を一身に背負っている。

 日本タイトルマッチまで2週間。この日は家族も一緒にトレーニングに汗を流す。矢吹は週に2日、家族とジムで時間を過ごしている。子どもたちは父親に憧れ、気がつけばボクシングを始めていたという。 「ボクシングに関しては、結構、厳しく言いますね。ボクシングは危ないスポーツですし、やるなら、しっかりやらないとケガするんで」(矢吹正道)

 日々の厳しい練習に体調管理と、プロボクサーの夫を支える妻・恭子さんは…。 「10代からずっと一緒にいるんですけど、ボクシングがあって当たり前って感じなんで、あんまり大変と感じたことはないですね。殴られるって事は、心配は心配ですね」(妻 恭子さん)  ボクシングだけでは生活できない。夫婦で建設現場などで働き、収入を得ている。

 つかの間の休息。家族の存在は、矢吹の大きな支えとなっている。 「負ける所は見せたくないです。自分が負けて泣かれたりするのは嫌です」(矢吹)  矢吹は三重県鈴鹿市生まれ。ボクサーだった父親の影響で、6歳の頃、ボクシングを始めた。  4年前にプロデビューし、リングネーム「矢吹」は、ボクシング漫画の主人公にあやかった。KO勝ちを重ね、「世界王者」への通過点、「日本タイトルマッチ」に挑むことになった。

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