大阪市・松井市長が定例会見7月30日(全文1)宣言だけで感染拡大は止められない
緊急事態宣言中も禁止されていない
松井:いや基本は国が決めることですよ、これは、基本的対処方針も。決まったことはわれわれ、それは守ります。先ほど言ったように、これも全部、国からこうしなさいという指令が来ているわけだから。イベントの入場制限も全部そうです。だからそれを、イベントやっているのに、じゃあそれは不要不急なの? って言われれば、みんな悩んでいるところです。僕のところにもそういう、まだ、なんて言うかな、小学校、中学校のお子さんがある人からも、夏休み中はずっと家いなきゃ駄目なの? と、プール行ったら駄目なの? と、いろいろ言われていますけど、これ緊急事態宣言中も禁止されていないわけで。施設側で入場制限されているので。その入場制限に従って行動してもらいたいと。修学旅行どうなるのという話も来ています。これもずっと悩んでいましたけども、結局、全員が陰性であれば、参加する行事に。そこで大きな感染拡大につながるということはちょっと考えにくいというか、大きな、そこはリスクになっていないので。 受け入れる側にもちょっとお願いしたいと思います、それは。われわれの児童・生徒がやっぱり相手、どこかのホテルに宿泊する、なんかの体験学習をする。現地にやっぱり相手、受け入れていただく人たちがいるので、その人たちにも、ぜひ子供たちが、これはもうかけがえのない思い出をつくるための行事ですから、受け入れる際に当たってPCR検査等で陰性を確認して受け入れていただきたいと、こういうふうに思っています。 司会:次の質問をお受けします。朝日放送テレビさん。
部活動について吉村知事と何か話しているのか
朝日放送テレビ:朝日放送テレビの辻村と申します。宣言の関連について追加で質問なんですけれども、大阪市として影響が出てくるのは、例えば学校とかの部活動かと思うんですけれども、前回の緊急事態宣言とかでは、大阪府は部活動、原則自粛などの方針を出していたかと思うんですけれども、今回、部活動について何か吉村知事と話していることがあれば教えてください。 松井:いや、今、直接、部活動を具体的にどうするかということを吉村知事と協議しているわけではありませんが、これまでも府教育委員会と大阪市教育委員会とで連携して、安全対策に万全を期して運営してきたと、部活動。そういう経過がありますので、府教委の定めるそういう基準等々従いながら実施をしていきたいと。 でも僕、基本的に部活動もできる限りやらせてあげたいと思います。だから、これから秋のさまざまな大会ありますけども、濃厚接触者がそのクラブにいない、そのクラブのメンバーで発症、陽性が確認されない。ただ、学校内では陽性者が出たと。でもそのクラブでは濃厚接触者がいないという状況であれば、やはりそういう大会等に向けたクラブ活動は実施したいと思います。 これは、やはり今の、小学校、中学校ってもちろん15歳以下の子供たちですから、現在、現在ってこのコロナが、感染が始まってから、子供たちで重症者っていうのは、命をなくしたということは、1人もいません。だから学生時代のそういう、1年1年が彼らは思い出になるわけで、クラブ活動というのも非常に彼らの成長に必要な活動ですから、できるだけ実施できるようにしていきたいと思います。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。クラブの実施の仕方なんですけれども、前の段階とかでしたら、例えば1日に1時間とか2時間程度とか、かなり時間とかに制約を設けてやっていたかと思うんですけども、秋の大会とおっしゃっていましたが、今、甲子園の期間中でもありますし、もう、すぐ目の前に大会とかがあった場合に、毎日、何時間でもちょっと活動したい学生さん、児童さん、いると思うんですけども、その辺りについての時間の考え方とかはいかがでしょうか。 松井:だからそれ、全員で集まらないと練習できないのかね。そういう、クラブによっていろいろやり方もあると思うので、工夫をしながらできるだけ活動時間を確保できるようにしてあげたいなとは思っています。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見7月30日 全文2に続く