夫が急に「月額2万円」の生命保険に加入しました。わが家は「貯蓄1000万円」があり、いざというときも遺族年金があれば大丈夫だと思うのですが、本当に必要なのでしょうか…?
遺族年金は見直しが議論されている
正式決定ではありませんが、遺族年金については制度の変更が議論されています。現在の遺族厚生年金では、30歳を超えた妻で子どもがいない場合、再婚などの失権事由に該当しなければ、夫の分の遺族厚生年金を無期限で受給可能です。 しかし、議論の中では30歳から60歳までの場合でも5年間の有期給付に変更する案が出ています。確定ではありませんが、今後の遺族年金の動向にも注目しておきましょう。
まとめ
「遺族年金」は公的な保障として頼りになる制度ですが、人によっては支給されなかったり、支給金額で今後の生活をカバーできなかったりする場合もあります。 生命保険への加入が無駄かどうかは、対象となる人の働き方や貯蓄、家族の就業状況などによるため、一概には言えません。万が一の際にどうなるのかをシミュレーションしたうえで、加入が無駄かどうか判断しましょう。 出典 日本年金機構 遺族基礎年金(受給要件・対象者・年金額) 日本年金機構 遺族厚生年金(受給要件・対象者・年金額) 厚生労働省 遺族年金制度等の見直しについて 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部