セルビア代表コーチの喜熨斗勝史氏がマレーシア強豪クラブ監督就任
セルビア代表の喜熨斗勝史コーチ(60)が同国コーチを退任し、マレーシア強豪のセランゴール監督に就任することが23日までに分かった。 セランゴールはリーグ7回とカップ戦38回の優勝を誇る名門。今季はACL2に出場し、現在2位に付けている。11月19日にネーションズリーグAグループでデンマーク代表と対戦していた喜熨斗新監督にとっては、28日のACL2第5節ムアントン戦(タイ)が“指揮官デビュー戦”となる。就任わずか3日で、いきなり欧州の舞台からアジア国際舞台へと転身する。 喜熨斗新監督は名古屋などでドラガン・ストイコビッチ監督の右腕として指導。21年3月にストイコビッチ監督の要請を受け同国コーチに就任し、22年W杯カタール大会と日本人指導者初の23年EURO本大会を経験した。退任にあたり「この国で働けたことは大きな喜び。ストイコビッチ監督とともに戦った経験は私の未来の財産になる」などと語った。監督業は初となる。