りんご自販機の「青森りんご 世界一」が大好評 東京駅と上野駅では早期販売終了へ
JR 東日本ウォータービジネスは21日、10月6日に新発売した「青森りんご 世界一」の東京駅・上野駅のりんご自販機での販売を早期に終了する見込みになると発表した。 同商品は、世界一大きいりんごと言われる「世界一」の希少品種だけを使用したストレート果汁100%のりんごジュース。「青森りんごシリーズ」が10月で発売10年目を迎えたことを記念して数量限定で発売された。 280mPETで税込み300円。首都圏の自販機約100台と、東京駅・上野駅・青森駅・新青森駅・弘前駅に設置されたりんご自販機で数量限定発売したところ、SNSで広く話題になり多数のメディアに紹介されたことから、同社が当初想定していた売行きを大幅に上回る販売結果になったという。 「世界一」は青森県のりんご試験場でデリシャスとゴールデンデリシャスの2つの品種を交配して育成された品種。誕生当初、サイズが世界一大きいと言われたことが品種名の由来となっている。 通常のりんごは300g程度であるのに対して「世界一」は大玉のもので1kg近くになることもある。 発売開始日に取材に応じた営業本部商品部の石原結衣氏は「たまたま『世界一』を調達できた。基本的に『青森りんごシリーズ』の原料調達は農家さんが減っていることで難しくなっており、品種によってはこの先販売できなくなる可能性がある」と説明した。 なお青森県内に設置しているりんご自販機(青森駅・新青森駅・弘前駅の計 3 台)では、しばらく「青森りんご 世界一」の販売が継続できる見込み。10 月 30 日からはアキュア公式オンラインストアで「青森りんご 世界一」が入った冬のギフトを発売する。