スバルの人気者・レヴォーグがファミリー世代からも注目されるようになった理由
弱点らしい弱点がないレイバックが、グレード選びの中心になる
総合力で選ぶならばもっともオススメできるのは、レイバックリミテッドEX。オンロードでのポテンシャルが高く、それでいて本格SUVに迫るほどの悪路性能を備えている。 キャビンの広さやアレンジ機能などは専用設計の本格SUVには及ばないが、街なかでも違和感なく使えるなど汎用性が高い。 じつはレヴォーグは購入時に硬めの乗り心地が敬遠(おもに奥方や子供から)されるケースも多いそうなのだが、レイバックだと試乗後にOKが出る場合が多いという。家族の理解が得やすいことは、従来のスバル車とは違った美点といえるのだ。 ◆レヴォーグの最上位グレードとなるSTI Sport R EX。STIスポーツ系は2.4Lターボ車が選べたり電子制御ダンパーも採用されるなど、速さを最優先したいユーザーにはかなり魅力的だが、オーバースペックの感も否めない。バランスの良さは1.8Lターボ車の方が上だ。 ◆STIスポーツ系は加飾レベルも少し格上。400万円を切る設定のレイバック・リミテッドEVに対して、価格は1.8L車でも30~40万円、2.4L車になると100万円ほど高くなってしまう。
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月刊自家用車編集部