【タミヤ撮り下ろし】「1/32 2025年 干支ミニ四駆『巳年』」、今年の干支ミニ四駆ではレアなグレイカラーのタイヤを入手できるマシンが登場!
東京・新橋にあるタミヤプラモデルファクトリー東京。ここではタミヤの商品が数多く取り揃えられているだけでなく、新商品の展示も行われている。今回は、そのなかから12月7日発売予定の「1/32 2025年 干支ミニ四駆『巳年』」を紹介する。 【画像】「1/32 2025年 干支ミニ四駆『巳年』」は12月7日発売予定。価格は1,320円 タミヤのミニ四駆「1/32 2025年 干支ミニ四駆『巳年』」は12月7日発売予定で価格は1,320円。干支の十二支をモチーフにしたこのミニ四駆は、2023年12月16日に登場した「2024年 干支ミニ四駆「辰年」」に続くものとなっており、毎年、あらたな干支をモチーフとしたミニ四駆が登場する。ちなみに、干支ミニ四駆自体は今回が初ではない。1999年から2010年にかけて登場したものが始まりで、今回はそれの新シリーズといえるものだ。 今回紹介する「1/32 2025年 干支ミニ四駆『巳年』」は赤を基調としたボディーのマシンに、「巳年」をイメージに縁起の良い白蛇がドライバーとして搭乗している。パーツカラーは新年を祝うのにふさわしい紅白カラーにまとめられており、装飾もメタル調ステッカーで豪華にあしらわれている。 そして、今回注目してほしいところがタイヤにある。ミニ四駆のタイヤといえば通常は黒色で、それ以外では一部のキットやグレードアップパーツで使用されている赤や青などビビットなカラーが多い印象だ。だが、本キットにはグレイのハード小径ローハイトタイヤという、今までのカラータイヤのなかでは珍しい色のタイヤがついてくる。グレイカラーのタイヤはかなりレアなアイテムなので、パーツコレクターや配色にこだわってミニ四駆を制作したい人にはこれだけでもかなり魅力なキットかもしれない。 全体的に丸みを帯びた曲面構成のボディが特徴の本キットは「1/32 ミニ四駆パンダ2」をベースとしている。盛り上がった前後のフェンダーや曲面で構成されたフォルムがレトロレーサーをイメージさせる、オープントップのオリジナルボディにパンダドライバーが乗ったかわいいマシン。本キットではドライバー人形とステッカー、そしてパーツ各種の配色が大きく変更されている。 シャーシはベースとなった「1/32 ミニ四駆パンダ2」と同じスーパーIIシャーシ。バンパー剛性を強化して、拡張性を高めたスーパー1シャーシの進化型だ。 2023年から十二支がそろうまで毎年登場する「干支ミニ四駆」シリーズ。ユニークな見た目をたのしむだけでなく、新たなカラーのパーツも入手できるという幅広い可能性を秘めたキットだ。この機会にコレクションやプレゼントとして手にとってみてはいかがだろうか。
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